お笑いが好き。それを作り出す芸人の生き様が好き。笑いを作り出すことってスゴイことだよね。まあ生き様がお笑いだったりするけど。(笑)
「天才エンターテイナー高田文夫が、ケシゴム版画名人ナンシー関との最強タッグで贈る「時代を創る36人」とのごった煮交遊録。野球、プロレス、相撲、寄席芸人からバラエティータレントまで、高田文夫だからこと覗けたスッピンな人物像、そして差し障りのあるディープなインサイド・ストーリーがわんさか」その代表的な芸人のエピソードを紹介しよう。
「林家三平」
「アーッもう大変なんすから。体だけは大事にして下さいよ。 本当。どうもこっちからこっち笑いが少ないですネ。 こっち側を重点的にやりますから。こっちからこっち休め!」「 うけないと大変。楽屋にこう目盛りがあって、 10円ずつ針が動くんすから……アハハ、好きです、好きです、 好きです」(ここで客席からヨシコさんの声!)「アーッ、 先に言っちゃ駄目。生活かかってんですから。アッ! お坊ちゃんよくいらっしゃいましたネ。 いま来るんじゃないかって噂していまして…… いまから月光仮面の話しますよ」
明治大学を出て就職試験を153社落ちたその大川の素晴らしき頭 脳と、メンバーの過激な肉体で作り上げられるその空間は、 ドバカになりきった現代人の脳をぶち抜く。舞台でみせる「 ウイーン電動こけし合唱団」の替え歌集はまさにこれぞ「 日本の知性」を感じさせるに十分だし、昨年は『幸福の科学』 に対抗して、貧乏な奴らは「空腹の科学」を設立しCDまで出し、 これをバカ売れさせた。 その恐れを知らぬバカパワーにはただ頭が下がるのみ。
「浅草キッド」
大きい方、早い話がバカのほうが玉袋筋太郎。 売れても絶対NHKには出られない名前をつけてやれという、 師のやさしさのにじんだ命名である。 玉ちゃんの父は新宿二丁目のゲイバー「うつぼ」のママ。 清志郎の歌ではないが、『昼間のパパは男だぜ 夜中のパパは女だよ〜』となる。高校生の時、 どうしても父親の職業が知りたくて会社へ行くといったら厳格な父 は「男の職場は女子供の来る所じゃない」とピシャリ。 それでも知りたくていきなり扉を開けたら父が口紅をつけネグリジ ェを着て「いらっしゃーい」と出てきた。 それでグレて一気にたけしの追っかけと化す。たけしの「 男の中の男」を見たのだろう。この春からニッポン放送で「 浅草キッドの土曜メキ突撃チンチン電車」テレビはフジテレビで「 たまにはキンゴロー」略して「たまキン」 とどうやっても下半身から離れられないタイトルの番組で爆笑をと りまくっている。
やっぱり三平師匠、サイコーだなあ!テレビで観られない大川興業、見たいなー!お笑いファン必読!オススメです。(・∀・)♪