「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「釈迦の教えは「感謝」だった 悩み・苦しみをゼロにする方法」(小林正観)

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釈迦の教えは「感謝」だった: 悩み・苦しみをゼロにする方法
 

久しぶりに小林正観さんの本を詠みました。全作品読んでるけど、いつのまにか新刊が出たんだね〜!♪ (・∀・)

 

釈迦は、この世の悩み・苦しみの根元は「思いどおりにならないこと」と見抜いた。だから、「思いどおりにしようとしないで、受け容れよ」と言った。「思いどおりにしよう」としないで、「受け容れる」ための釈迦の教えを紹介。小林正観流『般若心経』の読み方」そのエッセンスを紹介しよう。

 

・釈迦が言った「苦」とは、「思いどおりにならないこと」という意味でした。だから「思いどおりにしよう」とするのをやめ、「受け入れる」。「受け入れる」と、誰もためでもない、もっとも得をするのは「自分」です。自分自身が楽になるのです。さらに「受け入れる」を高めていくと「感謝」になる釈迦の教えは、結局は「感謝」につながっているのです。
 
五蘊(ごうん)」とは、人間の持つ、色(しき)・受(じゅ)・想(そう)・行(ぎょう)・識(しき)5つの感覚レベルのことを言います。
「色」とは、形のあるもの、人間の姿形も「色」です形あるものが「色」。その形あるものを見て、何かを感じ、受け止めた。これが「受」。その受け止めた結果として、何か想いが生じた。これが「想」その思いの結果として自分の体が動いて、何か行為・行動をしたというのが「行」そしてそれがどういう形で収まったかという認識を頭の中に入れ込んだのが「識」というものです。
 
努力の「努」とは、「奴隷にむりやり強制をして力を出させること」奴隷に命令をし、嫌がる心をむりやりやらせる、その時の「奴隷」の「心」を「怒」というふうに書きます。努力が好きという場合には「努力」と言いません。嫌がるものをむりやりさせられた時に「努力」と言います
 
思いどおりにならないことが目の前にある場合に、二つの対処方法があります。その一つ、西洋文明的な解決方法は、人の五倍、十倍、三十倍努力して、その自分の「思い」を思いどおりにすえることでした。もう一つの方法は「思い」そのものを持たないこと。「思い」がなければ、思いどおりにならないことも生じないのです。
 
人間は悟るためには、最低三秒でよいのではないかと思うようになりました。
 
一秒目、過去のすべてを受け入れること。
二秒目、現在のすべてを受け入れること。
三秒目、未来のすべてを受け入れること。
 
すべてを受け入れることができたら、実は悩み・苦しみというものが存在しないのではないでしょうか。受け入れることイコール、思いどおりにしようとしないこと、と思えるようになりました。
 
いま大事なのは、自分の目の前にいる人なのです目の前にいるのが家族なら家族が大事。しかし家族だから大事なのではなく、いま目の前にいる人が唯一絶対的にもっとも大事なのです。過去の人は、目の前にいません。未来の人もいません。いま目の前にいる人が大事。これが「念を入れる」と言います。念」です。大事なのは「今」の「心」です。
 
思いどおりにしよう、思いどおりにしたいと思えば思うだけ、逆に「感謝」というところからは遠いところにいるこれが宇宙の法則であり、宇宙の真実です。
 
宇宙に味方にする最良の方法とは、ありとあらゆることに不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を言わないこと、否定的、批判的な考え方でものをとらえないこと。これに尽きるのです。
 
人は、一人で生きているときが「ヒト」、人の間で生きているときが、「人間」といいます。人間は動物とはまったく違うジャンルを三つ持っています。「芸能と芸術とスポーツ」実は人間が周りの人間に喜ばれるためにという活動を凝縮させた結果、浮かび上がった三つのジャンルです。
 
宮廷音楽にせよ宮廷絵画にせよ、いま残っている名画・名曲とされるものは、ほとんどが宮廷などがから頼まれたものです。依頼されて作ったものでした。自分の内なる側からの欲求の結果として作ったというものはほとんど残っていません。頼まれたので仕方なく……と思ったかどうかは分かりませんが、とりあえず頼まれたことを淡々とやった結果のものが今日、音楽も絵画もすべて残っているのです。人間のレベルの高い仕事というのは、頼まれたことを「しょうがないなあ」と思いながらやるところにあるように思われます。自分の内なるものということで物を作っている間は、かなりレベルの低い所に留まってしまうのかもしれません。頼まれごとこそが本質なのです。
 
音楽にしても、絵画にしても、彫刻にしても、文学にしても、芸術の分野は、それに接した人がいかに癒やされるか癒やし効果の高いものほど、神や宇宙から応援をいただくようになっているようです。
 
スポーツを人間の精神活動の中で癒しのジャンルととらえる人は少ないかもしれませんが、宇宙的に定義すると勝ち負けをゲームとして争う、癒しの的な行動」ということになる。つまり勝ち負けを争うゲームをしている人たちのさわやかさ、さわやかさな行動が、それを見ている人たちに癒しや安らぎを与えるのです。
 
・NK細胞を日常の中で常に増やし、活性化しておくこと。その秘訣は「笑い」です。NK細胞は「笑う」と活性化するのです。「嬉しい、楽しい、幸せ、愛してる、大好き、ありがとう、ついてる」などの言葉を使っていくと、免疫力が増し、体がどんどん元気になり、活性化します。
 
・私の過去40年の人生相談の経験で言うと、笑わない人ほど病気になりやすいようです。バカ笑いをして大声で笑える人ほど、病気が少なく、健康のようです。「一笑い、2000」と言います。一回笑うと、ガン細胞が2000個死ぬ、これが「笑い」の効用。

 

良かった〜!お笑い芸人として、笑いを追求してきて!(笑)やっぱり正観さんは、いいねえ〜!超オススメです。(・∀・)♪

 

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釈迦の教えは「感謝」だった: 悩み・苦しみをゼロにする方法