「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「ありがとうの奇跡」(小林正観)

ギターの弦がときどく緩んだり、チューニングが乱れたりするのを調整するように、ときどき小林正観さんの本を読みたくなる。心のチューニングを合わすように。(・∀・)
 

「享年62歳でお亡くなりになられた小林正観さんが、40年間の研究で、いちばん伝えたかった「ベスト・メッセージ集」第2弾!年間に約300回の講演の依頼があり、全国を回る生活を続けていた小林正観さん。その講演は、数カ月前から予約で満席となり、著書はすべてベストセラー&ロングセラーを記録。その、小林正観さんの、いちばんいいお話を集めた「ベスト・メッセージ集」第2弾!」そのエッセンスを紹介しよう。

 
「ヒト」+「感謝(ありがとう)」=「人間」
 
つまり、「ありがとう(感謝)」を使いこなした「ヒト」が「人間」なのです。「人間」はこの世で、ひとりで生きているわけではありません。「ありがとう」と言いながら生きていくものです。そして「すべての存在」を味方につけられるオールマイティの方法論が「ありがとう(感謝)」のようなのです。
 
「ありがとう」を口にせず、「努力をしてなんとかしようとする人」は、「自分の力」しか信用していません。裏を返せば、「神様を信用していない」ということです。
 
・三次元的にいうと「努力」の反対は「怠惰、怠慢」
 四次元的にいうと「努力」の反対は「感謝」
 
「人生とは、味方をつくる日々である」
 
・人生には「折り返し点」があります。「人生の半分を超えた」と思える人は、次を意識することをおすすめします。
 
■ 旅をするときは「どこに行くか」ではなく「誰と行くか」
■ 食事をするときは「何を食べるか」ではなく「誰と食べるか」
■ 話をするときは「何をしゃべるか」ではなく「誰としゃべるか」
 
・「思いを持たず」よき仲間からの「頼まれごと」を淡々とやって、どんな問題が起こっても、すべてに「ありがとう」と感謝する(受け入れる)こと。
「そ・わ・かの法則(掃除・笑い・感謝)」を生活の中で実践することであり、「ありがとう」と口に出して言い、逆に「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句」を言わないこと。
 
すると、神様が味方をしてくれて、すべての問題も出来事も、幸せに感じて「よき仲間に囲まれる」ことになり、喜ばれる存在」になる。
 
・どうやら、人間の愛情というのは、結婚してから「3年」でなくなるらしい。3年の間に「愛情以外の別の概念」=「尊敬」というつくり上げると長く続きます。結婚は「ゴールイン」じゃなくて、結婚した瞬間から、「3年間の執行猶予」が始まる、これが「結婚生活」のようです。
 
人生相談の98%は、「相手を自分の思い通りにしたい」というもの。
 
・同じものを持っている夫婦は安らぎますが、その代わり、あまり成長しません。
 
・「魅力的な人が集まってくる「秘密のコツ」」→ 日本の主食は米、西洋の主食はパン、共通しているのは「味が薄い」ということ。主食の絶対的な条件は「味が薄い」ことです。主食の味が薄いと、どんな「おかず」でも引き立ちます。味が薄くなればばなるほど、「味の濃い」おもしろい人々が集まってきます。
 
・宇宙には「相手を変えようという気迫が強いほど、人は離れていく」という法則があるようです。自分の価値観を人に押し付けないほうがいいと思います。他人や世の中をどうするかより自分の中の敵意と憎しみをなくし、太陽のように明るく生きていくこと」のほうが、ずっと大切だと、私は思います。
 
「世の中を暗い暗いと嘆くより みずから光ってその闇照らせ」
 
・「光」という文字は「人」の頭の上から5方向へ「明かり(火)」が発している様子が元になった象形文字です。「光」は「明るい人」の頭から発しています。真っ暗闇の中で「明るい言葉を発する人」と「愚痴や泣き言ばかり言っている人」と比べていおると、光り方が違います。明るい言葉を言っている人は、頭から光を発しているようです。
 
宝くじは、自分のためにお金を使うことしか考えていない人には当たりにくいようだ…、ということかもしれません。
 
「私、食べれば食べるほど、◯キロまで、やせちゃうのよね」
 
「人間のDNAは99.9%同じ」なので、ある感情を持つと、近くの人に影響を与える。
 
「涙を流す」か「汗を流す」か、大変さはどちらも一緒らしい。
 
・私たちの人生の前半生は「求めて、手に入れていく時間」ですが、後半生は「いかに手放していくか」の作業をする時間のようです。
 
・どうやら、子どもは「母親の味方をしてあげたい」「母親を励ましたい」「母親の話し相手になってあげたい」と思って、生まれてくるようなのです。
 
・人間は、食べる量が決まっていて、心臓の鼓動の数も決まっていて、それから、人間の一生の仕事量も決まっているのではないでしょうか。
 
・楽しいことも、おもしろいことも起きるわけでもなく、普通に、淡々と日々が過ぎていくことが「これ以上ないほど、最高な幸せである」ということだそうです。
 
宇宙は「この人に特別な幸せを与えよう」と思うと、一般的に「苦労・不幸・挫折」と呼ばれるものを与えるらしい。
 
・朝起きて「ああ、寒い」と言うのは、じつは「天気の悪口」です。「天気によいも悪いもなく、そう思う心があるだけ」というのが客観的事実です。
 
「あのときの不幸」は「今の幸せ」を得るために、どうしても必要だった。
 
「時の流れを持たないと、絶対に手に入らないものがある」ということです。
 
「佐賀の宝当神社」「京都宇治の「宝蔵院」の鉄眼道光の「一切経」6956巻分の版木6万枚」など。https://www.hozoin.net/
 
何度も何度も読み返したい本です。オススメです。(・∀・)