「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「〈オールカラー版〉魚はエロい」(瓜生知史)

   


〈オールカラー版〉 魚はエロい (光文社新書)


水族館っていいよね〜!非日常だよね〜!ウチのそばに八景島シーパラダイスがあるけど、時々、サカナちゃん、見たくなるよね〜!(・∀・)


さて、この本。「どうしてこんなにエロいのか?海のエロしぐさに迫る。集団でいちゃいちゃするゴンズイ、まったり求愛するウツボ生殖器を「2本」持ち嚙み付き交尾を行うサメ、口の中で子育てをするテンジクダイ、カワハギのイってしまう産卵、性転換するクマノミ……魚の生態行動の面白さに虜になった水中カメラマンの著者が、四半世紀以上にわたって垣間見てきた、海の生き物たちが織り成す豊饒な世界を大放出!」そのエッセンスを紹介しよう。


・魚にはおかしな名前が付いているものがる。「ちんぽだし」ある地方でアナハゼはこのように呼ばれている。なぜかというと、見た目そのままにオスのペニスが目立つためだ。アナハゼは交尾をする魚でオスのペニスが大きく、20cmほどの体に2cmほどのモノが付いている。人間に例えると170cmの身長で17cmである。とにかく目立つ。アナハゼの「ハゼ」の語源は「ハセ」で陰茎の意味をもつ、つまちアナハゼのオスとは「陰茎の形をした魚に陰茎が付いている」ということになる。



マツバスズメダイはオスのキス求愛にメスが応えて「チュッ、チュッ、チュッ」と自らの唇を重ねるのだ。魚類の生態行動の定説を覆すこのこの行動は、何を意味するのだろうか?彼等はなぜキスをするのか?いや、そもそも我々人はなぜキスをするのだろうか?




ペニスを切断するウミウシがいる。阿部定事件で殺された男性がうなぎ屋の主人だったことを知り、私はついにやついてしまった。さて、ペニスの切断といっても、チリメンウミウシの場合は、交尾の後に自らのペニスを切断するのだ。しかし案ずるなかれ。予備のペニスはすでに出来上がっているのだ。


実にオモシロイ、オモシロすぎるっ!!!やっぱり生き物は、みなエロいのだっ!オススメです。(・∀・)


   


〈オールカラー版〉 魚はエロい (光文社新書)