復刊ドットコム奮戦記-マニアの熱意がつくる新しいネットビジネス
以前、持っていた愛読書が、いつの間にか紛失してしまい、もう一度読みたくとも、売っていない、買えない、図書館にも置いていないというケースがたまにある。そんなとき、本当に重宝しているのが、「復刊ドットコム」の復刊本。ワタシは「レ・ミゼラブル」「ハムレット」(みなもと太郎)だ。高くても、読みたい、買いたい!再読したときは感動したなあっ!(・∀・)!
さてこの本。「業界のタブーも恐れぬ交渉で、数々の本を甦らせてきたエピソードと、出版界のニッチをビジネスにした血と汗と涙?のストーリー。日経インターネットアワードも受賞し、不況といわれる出版業界のなかで唯一成功したベンチャーの仕掛けとは?」そのエッセンスを紹介しよう。
・現在、なんと毎年7万点以上の本が発売され、多いときには一日300点を超える日も珍しくありません。いつの間にか本は発売されたらすぐに買っておかないと、あとからでは入手できない買い物になってしまいました。「ファンだったのにさっさと買っておけばよかったと後悔しています」「出版されたことを知らず、買い逃してしまいました」「ここ数年探しているのですが、見つかりません。なんとかして手に入れたい」という熱いリクエストとなって、復刊ドットコムに寄せられるのです。
・よく売れた代表「スヌーピーブックス」全86巻です。5万円以上の高額にもかかわらず通算して600セットほどを販売しています。それに対してあまり反響を呼ばなかったのが「ディズニー100周年記念コレクションボックス」こちらは2万円のセットでしたが、わずか2セットの販売実績でした。この差はいったい何なのでしょうか?
・投票上位ランキングの上位三傑は、岡田あーみん、手塚治虫、藤子不二雄です。紀伊國屋書店の店頭やアマゾンの売れ行きベストとはまったく違った感覚の嗜好の世界がここに存在しています。また内田善美先生は幻の人気マンガ家です。
特に、「世界の民話館シリーズ」「積極的考え方の力」「ブラック・ジャック単行本未収録作品」「ウホッ!!いい男たち」(山川純一)「キャンディ・キャンディ」「アンジェリク」は、読みたいなあー!オススメです。(・o・)