タイトルを見て老舗の食堂のお店のガイドブックかと思って、本を見てビックリ!マンガだ!しかもフィクションだ!しかも「続編」だった!(笑)
「総務部総務課山口六平太」で有名な高井研一郎氏。
「大正二年創業の「たちばな食堂」。店主の正吉に妻まどかと子ども二人。一家の日常と、横浜の下町・妻三郎橋商店街の店主主たちと、そこに集うお客がおりなす味な人間模様、全16編。泣いて、笑って…待望の続編登場!」その中の名言を紹介しよう。
・結局は夫婦の人柄が一番のごちそうなんだね。
・何はなくともおにぎりがあるってのは幸せな事だよな。
・おにぎりってただご飯を握っただけのものじゃないのね。食べる人を思って食べるから美味しいのかも。手のこんだものじゃなくったってお兄ちゃん一つで気持ちは伝わるわ。家族なんだもの。
・どうだうまいか。頑張ってるからうまいんだよ。頑張って働いて腹減らして食うのが一等うまい。タンメン餃子はそういうもんだ。
・幸せなんてものは案外ささいなことですよ。飯と味噌汁に焼いた季節の魚があれば十分だよな。
・「変わりはありませんか。今年の筍を送ります。食べなければ近所の人や会社の人に配ってください。いつもは言いませんが、高校を出てすぐ独立して 人様に迷惑をかけず暮らしている。それだけでおまえは私の自慢です。母さんはいつも故郷にいます。おまえは竹のようにまっすぐ空だけを見て生きていってください」
「中華そば」「ソース焼きそば」「おかかのおにぎり」「鍋焼きうどん」「特上寿司」「塩らっきょう」「タンメン餃子」「コイの丸揚げ」「さんま塩焼き定食」「グラタン」「カレイの煮付け」「筍ご飯」「ハムカツ」「カレーライス」「焼きおにぎり」「ハンバーグ定食」など、それぞれドラマがあるねえ。
いいねえ……こういう人情溢れる商店街と食堂。いいなあ……こういうホームグラウンドが欲しいなあ。オススメです。(・∀・)
実際にはこのガイドブックの店、全部行きたいな。(・∀・)
BOOK〜地元に愛される56軒!…『東京・横浜 百年食堂』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20110914