「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜地元に愛される56軒!…『東京・横浜 百年食堂』


東京・横浜百年食堂―永い歴史を重ねる地元に愛される・味の食堂56軒


タイトルに惹かれて読みました。というか見ました。(^J^) この感動的な話。そういえば映画化になったんだよね。


BOOK〜奇跡と感動の人間物語!…『津軽百年食堂』(森沢明夫
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20100731


この本は東京、横浜にある昔ながらの食堂を紹介したもの。ナントも懐かしい雰囲気が漂う。歴史の重さを感じる。こういうのって好きなんだよね〜。(^J^)


・都会では大資本のチェーン店が幅をきかせているが、もともと大衆食堂というのは家業のところが多い。したがって店の味は代々受け継がれていく。こうした永い歴史をもつ大衆食堂とその料理は、地域の宝であり大衆文化の結晶である。誇るべき文化遺産として広く世間に知らしめていこうという「百年食堂顕彰會」も発足した。この会で定めた百年食堂の定義は、


1 地域の庶民に愛されている、「めし」を供する廉価な大衆食堂であること。(つまり、そば、うなぎ、天ぷらなどの高級専門店や高級料亭は、如何に数百年続こうとも「百年食堂」ではない)


2 百年、三代、四代と続いていること。(ただし、百年に満たずとも戦前から70年余年も続く店であれば、近き将来の百年食堂として顕彰するものとする)


3 家族経営もしくはそれの準じた私的経営形態であること(つまり、企業化されたチェーン店ではない)となっている。


「大衆食堂の詩人」遠藤哲夫氏は語る。「大衆食堂の魅力は簡単にいえば、普通であることの大切さであり、つまりスタンダードが持つ魅力だと思う。日々繰り返される、働き生きるための食事。なにより、毎日通っても、あきのこない「めし」がある。メニューや味覚だけでなく、大衆食堂の空間には、ゆったりとした時の流れがあって、心がなごむ。そこに生まれる、食堂と客、客と客との交流は、日々の暮らしや人生を、味わい深いものにしてくれる」


私が行ったことあるのは、昭和21年創業の銀座ニューキャッスル大正7年創業の伊勢佐木町「玉泉亭」、昭和21年創業の野毛の「センターグリル」昭和15年創業坂東橋の「酔来軒」大正8年創業群馬県高崎の「栄寿亭」かな。
ん〜いいなあ!全店制覇したい!ずっと続いて欲しいよね。おススメ!(^J^)


【東京】

「入谷食堂」「食堂 清月」(入谷)「田中食堂」(稲荷町)「浅草ときわ食堂」「ハトヤ」「グリルグランド」「ばいち」「まえ田食堂」(浅草)「洋食 一新亭」(浅草橋)「大勝軒」(新川)「下総屋食堂」(両国)「三勝菜館」(門前仲町)「銀座ホール」(砂町銀座)「深川 煉瓦亭」(深川)「中華料理 永楽」(北小岩)「好成軒」(日本橋室町)「レストラン日勝亭」(日本橋蛎殻町)「洋食 小春軒」「芳味亭」(人形町)「萬福」「煉瓦亭」「ニューキャッスル」「resutaurant YAMAGATA」(銀座)「豊ちゃん」(築地)「大衆食堂 月よし」(勝どき)「万惣フルーツパーラー」「洋食 松栄亭」(神田)「中華 山田屋」(御茶ノ水)「むさしや」(新橋)「和光食堂」(青物横丁)「お座敷洋食 入船」(大森)「富士軒食堂&大松」(大田市場)「高田牧舎」(早稲田)「万定フルーツパーラー」「食堂もり川」(本郷)「野方食堂」(野方)「坂本屋」(西荻窪)「引田屋」(福生)「もりたや」(青梅)

【横浜+α】

「グリル桃山」「玉泉亭」(伊勢佐木町)「センターグリル」(野毛)「奇珍」(石川町)「磯村屋」「酔来軒」(阪東橋)「あしなや」(鎌倉)「旭野食堂」「一福」(横須賀)「パリー食堂」(秩父)「住田屋」(飯能)「伊勢屋食堂」(深谷)「やよい食堂」(野田)「栄寿亭」(高崎)「矢嶋食堂」(伊勢崎)「鍋屋」(下仁田



GOURMET〜横浜B級グルメの代表…『酔来軒の酔来丼!』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20071102

GOURMET〜群馬B級グルメタレカツ丼!…『栄寿亭』(高崎市
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20100112

ザ大衆食 遠藤哲夫
http://homepage2.nifty.com/entetsu/



東京・横浜百年食堂―永い歴史を重ねる地元に愛される・味の食堂56軒