「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「水木サンの幸福論 妖怪漫画家の回想」(水木しげる)


水木サンの幸福論―私の履歴書 特別付録『ゲゲゲの鬼太郎』第1話(コミック誌「ガロ」掲載分を復刻収録―全45ページ)付


子どもの頃から大好きだったゲゲゲの鬼太郎。モノクロの頃から観てるからねー。あのテーマソングは染み付いているよねー。(・∀・) そしてまさか米子空港「米子鬼太郎空港」になるなんてねー!ビックリ!(笑)


さて、この本。幸福観察学会(会員数1名)の会長として古今東西の幸福な人、不幸な人を観察し続けてきた水木氏が、ユニークな「幸福の7カ条」を伝授する。語り下ろし。日本経済新聞に連載され、大反響を呼んだ私の履歴書に大幅加筆。貴重な写真やスケッチも多数収録。「ベビイのころから変人だった」という水木氏は、どんな子ども時代を過ごしたのか?水木氏が兄・宗平氏、弟・幸夫氏とともに家族や教育について語る抱腹絶倒の鼎談。伝説のコミック誌「ガロ」に掲載されたゲゲゲの鬼太郎」第1話を収録。鬼太郎と目玉オヤジの誕生シーンが今甦る」そのエッセンスを紹介しよう。


水木しげる先生の幸福の七か条】


第一条  成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。

第二条  しないではいられないことをし続けなさい。

第三条  他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。

第四条  好きの力を信じる。

第五条  才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。

第六条  怠け者になりなさい。

第七条  目に見えない世界を信じる。


・水木サンは、生まれたときから少し変人でありました。なにしろ、食べることと寝ることが大好きなあまり、小学校の入学を一年遅らせたほど。勤めに出てもクビまたクビ。やっと漫画家として人並みの暮らしができるようになったのは40歳を過ぎてから


・水木サンは、自ら幸福観察学会を作ったのです。何十年にもわたって世界中の幸福な人、不幸な人を観察してきた体験から見つけ出した、幸せになるための知恵を世に広めることを目的としています。


成功しなくてもいいのです。全身全霊で打ち込めることを探しましょう。人間は好きなこと、すなわち「しないではいられないこと」をするために生まれてきたのです。初心に返って、仕事にあらためて喜びを見出すのもいいし、ずっとやりたかったのに我慢していた趣味をやってみるのもいいでしょう。


・好きなことにのめり込み、才能が開花してどんどん伸びたとします。でも、食べていくのは大変です。なかなかもうかるもんじゃない。努力に見合うマネーはなかなか得られないのです。だからといって、絶望したり、悲観したり、愚痴をこぼしてはいけません。ただただ、努力するのです。そうです、好きな道なのですから


マボロシ「鬼太郎の誕生」第一話が読めるなんて!スゴいよー!!!表紙と目玉おやじの誕生の瞬間を載せちゃおうかな!鬼太郎誕生の瞬間は、読んでね。オススメです。


  



水木サンの幸福論―私の履歴書 特別付録『ゲゲゲの鬼太郎』第1話(コミック誌「ガロ」掲載分を復刻収録―全45ページ)付