「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「欽言力」(萩本欽一)

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欽言力


子どものころ大好きだったコント55号。結成されたのは私の生まれた年の昭和39年。王さんが55本のホームラン日本新記録が由来なのだそうだ。その頃から欽ちゃんが大好き。(╹◡╹)


運をつかみ、夢を叶える生き方とは…。なぜか元気になる欽ちゃんの言葉50」その中の代表的な言葉を紹介しましょう。


・つくづく思うのは、素敵な人はいい言葉をもっていること。仕事場でも家庭でも、言葉ってすごく大事。いい人に出会うことは、いい言葉に出会うことでもあるんです。僕の場合、40歳を過ぎてから、ふっと気づいたの。「自分には大人になるための言葉が足りないや」って。それで、僕、40歳を過ぎてから予備校に通いました。言葉を磨くためには、知識や知恵がもっと必要だと思ったのね。


・自分が辛いとき、困ったとき、誰かの言葉で立ち直ったり、ヒントをもらうってことありますよね。自分が言葉を磨いていれば、悲しんでいる人に力を上がられるかもしれない。だから、夢に向かって進みながら、言葉は一生磨いていたいなと思っています。


「子供には、やさしい『嘘』が必要なときもある」


僕が小さい頃、僕の父親はよそで女の人と暮らしていたんです。うちに帰ってくるのは土曜日だけ。だから僕はそれがふつうだと思ってたのね。でも、小学校へあがって友達の家へ遊びに行くうち、たいていの家は毎日夕方になるとお父さんが帰ってくることに気がついた。それで母親に聴きました。

「なんでうちのお父さんは土曜日しか帰ってこないの?」

男の人ってね、仕事が命なの。だから本当に仕事をしてる人は、一週間に一度くらいしか帰ってこないの。ほかの家のお父さんは、だいたい毎日帰って来るでしょ?そういう人はね、あんまりまじめに仕事をしてないのよ」

これでもう、僕は完璧に父親を尊敬しちゃいました。うちの父親はすごい。僕の人生にはこれがとっても大きかったんです。母もきっと父のことがずっと好きだったんでしょうね。だから僕についた嘘も、やさしさや愛情からでたんじゃないかな。こういう嘘って、必要かもしれないなって、今も思ってます。


「いじめを経験した子は、人を見る力がつく」

「一番は偉くない。二番目のほうがすごい」

「字は人のために書く」

「石の上にも五年」

「『死にたい!』と思ったとき、本当は『生きたい!』って心が叫んでいるんだ」

「大人になるためには、『言葉』を磨くことが必要なんだ」

「金メダルを獲った線種は、金メダルを獲るように行動している」

「いい仕事のあとは、言葉がハモる」

「人生『無駄』にこと価値がある」

「父親には、子供を楽しませる義務がある」など。


いいねえ。石の上にも5年かあ…。深いなあ。オススメです。(╹◡╹)


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欽言力