「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「なんと言われようとオレ流さ」(落合博満)

 


なんと言われようとオレ流さ


前人未到三度の三冠王の名選手、そして名監督、オレ流の落合博満

この本は記念すべき一冊目の著作。初版が「1986/4」だからもう32年前になるんだね。当然絶版で、アマゾンでは中古で4900円の値がついている。ひえ〜〜!(・。・)!図書館で見つけちゃいました。その貴重なエッセンスを紹介しよう。


・言わせてもらえば、これからのプロ野球は“団体の職業”じゃなく“個人の職業”を全面に押し出すべきなのだ。そうしないことには、選手は“プロ意識”なんか、とても持てない。今後、ひとりでも多くの選手がプロに目覚めるためにも、球界は、ある種の、個性人間の集まりなのだと考えた方がいいと思う。


・以前、飲みに行ったとき、ホステスさんがこう言ったことがある。「わたし、このお仕事をはじめて間がないんです。なにかと至らないところがあると思いますけど、大目に見てやってくださいね」冗談でしょう!他人からお金をもらっておきながら、そりゃない。プロはプロ。一年目も十年目も条件は一緒だ。世の中、それこそ子供と学生以外の人間は、みんなプロ意識を持ってなきゃおかしい。


・所詮、世の中は誰しも敵半分、味方半分だ。百人集まれば私の発言を心地よいと思う人が50人、ロッテの落合なんか声を聞くのもイヤという人も50人。でも、他人がどう言おうと、これからも私は、勝手な“自分流”を通させてもらうつもりだ。「プロだから、オレ流のやり方があったっていいじゃないか!」私は、こんなひとつの前例を作ってみたい。そして、最後にプロを辞めるとき、「オレのプロ野球人生はおもしろかった」と言えるような終わり方をしたい。


その他、「毎年三冠王宣言」「落ちこぼれからの遠回り野球人生」「オレの打撃の秘密を公開しよう」「オレを変えたカミさんのインサイドワーク」「もっとプロらしくならないかプロ野球など。


昔からスタンスが変わっていないのがスゴい。やっぱり球界に戻ってきてほしいなあ。オススメです。(・∀・)


 


なんと言われようとオレ流さ