一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「プロ野球最強のホームラン打者」(小野俊哉)

 


プロ野球 最強のホームラン打者 (朝日新書)


エンゼルス大谷翔平が3試合連続ホームランを打ったね〜!スゴいねえ〜!投げては2勝。ベーブ・ルースの再来だね。やっぱりホームランは、野球の花、野球の醍醐味だね〜!(・∀・)


「70本打者はきっと出現する―野球の華・ホームランの魅力を究める最強スラッガーたちの勇姿。著者は、歴代本塁打キング66人の記録を解析し、本邦初、完全オリジナルの本塁打偏差値」を弾き出した。また、本数の多さだけでなく、様々な角度からの分析でファンを感動のフィールドへと案内する。ホームランから読む新しいプロ野球!」そのエッセンスを紹介しよう。


・世界最高記録868本塁打王貞治は、本塁打の魅力について「スタンドへ飛び込むと同時に緊張感がほどけ、一塁へ向かう僕はすべてから自由になる。グラウンド上の時間は止まり、全視線が自分に注がれる。投手はどうすることもできない。主役はオレだぞ、と球状の空間を支配るす快感は、打った者にしかわからない」


・王はベース寄りに一本足で立つことによって、フラミンゴの右ひざのお陰で、厳しい内角攻めを回避していたのではないか。これだけで打者は、対決する前から半分有利です。というのも王が一本足打法を始めたのは、内角球を打てなかったのが理由だからです。


張本勲「自分はすでにパ・リーグMVPまで受賞していた。同い年のワンちゃんに勝ったと思っていた。だが打ちのめされた。バットスイングの速さ、打球の鋭さに圧倒された。強く踏み込むため、砂でホームベースが隠れてしまうほどだった


プロ野球を彩った長距離砲66人を選び、彼らの代表的な100シーズンを分析しました。本書は、プロ野球史上最強のホームランアーチストが誰だったのかを探り、その決着をつける旅になります。


掛布雅之本塁打を打つ物理現象を「打球を潰すこと」と答えています。王貞治「グリップ(握り)はタオルを絞るような感覚。ズーンと振るのではなくビシっと打つ」田淵幸一インパクトの瞬間からグーンと押して、スポーンとボール下を叩く」と表現し、中村剛也「ボールがバットに粘着する時間を長くして、ズーンと押し込む」と述べます。その共通点はオノマトペ(擬音語)による表現です。かつては長嶋茂雄「尻がキュキュっと熱くなり、背中がゾクゾクとしたら打てる」とか摩周湖のように澄んだ瞳でパッとボールを打て」とルーキー当時の原辰徳にアドバイスしていましたが(どうして摩周湖なのかわからない、と原は首をひねっていた)


・しかし本塁打者が自分の打つ工程を説明するのに、実は長嶋さん同様の感覚的な表現を使うしかないとわかります。本塁打とはこのほどさようにデリケート。各人各様に技術論の大海原を航海しては、舵取りに毎日苦労しているのだと思うのだと思うのです。


どうすれば本塁打を量産できるのか。その答えとして、868本塁打した王の言葉「長嶋さん、田淵くんといったスラッガーに刺激を受けたのは事実。しかし、最大のライバルはほかの誰でもない、自分なのだを思ってきた」引退するまで耐えてバットを振り続けること。近道はない。精神面でも崇高さを持ち合わせる打者にしか日本記録へ挑戦することは出来ないのだ、と王の言葉は示唆しているのだと思います。


「「虹のホームラン」大下弘の20本塁打は今なら83本塁打!?」「語られることの少ない「和製ディマジオ小鶴誠の魅力」「バレンティンの60本塁打を解剖する」「王vs 野村 徹底比較ー失投を見逃さない王vs早打ちの野村」「もっとも球を見た「神主打法」の落合博満」「張本勲の特殊な技術」「長嶋茂雄が史上最強の4番打者である理由」「王を上回った野村のディサイシブ・ホームラン」「ジョー・ディマジオの「ケツ出し打法」で34本塁打谷沢健一」「野村が一塁手なら本塁打は800本塁打を超えていた?」「シーズン本塁打の史上最強「偏差値」おかわり君など。


この本の結論では「シーズン本塁打の史上最強「偏差値」はおかわり君こと西武ライオンズ中村剛也だよ。分かるなあ!野球ファン必読。オススメです。(・∀・)



 


プロ野球 最強のホームラン打者 (朝日新書)