「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「列車名徹底大研究」(曽田英夫)

列車名徹底大研究 (マイロネBOOKS)



上野のパンダの赤ちゃんの名前が決まったねー!人間でも動物でも名前をつけるときっていろいろと考えるよね。(╹◡╹)


さて、この本。70余年の歴史をもつ「列車名」に真剣に取り組んだ徹底レポート。輝けるJRのニューウェーブ列車名、伝統的列車名の由来、時代を駆けた列車名などを取り上げて解説。そのエッセンスを紹介しよう。


・「MAXやまびこ」「MAXたにがわ」の「MAX」とは、「Mulch Amenity Express」の頭文字で日本語にすると「種々の設備の急行」となる。


「のぞみ」いまや新幹線列車名でもトップの座を占める列車名。しかし、この名前は昭和9(1934)年11月、釜山ー奉天の急行列車に「のぞみ」と命名されている。従ってこの列車名は古くて新しいのである。


その他、「伝統的列車名の由来を探る」「時代を駈けた列車名」「輝けるJRのニューウェーブ列車名」「“雷鳥”と“サンダーバード”はどう違う」「人の名前が列車名=シーボルト、かいおう」「山の名前はヤマほどに=あさま、たにがわ、あそ、いしづち、あかぎ」「光と音=ひかり、こだま、みどり、きらめき」「名は体をあらわさず=あさひ、あさぎり、なは」など。


これ、ぜひ私鉄版も出して欲しいなあ。鉄ちゃんの雑学が満載。オススメです。(╹◡╹)


列車名徹底大研究 (マイロネBOOKS)