「ポッキー」はなぜフランス人に愛されるのか? 海外で成功するローカライズ・マーケティングの秘訣
私の大好きなリッツが日本製→インドネシア製に変わり、ヤマザキナビスコ→ヤマザキビスケットに変わり「LeVain(ルヴァン)」という新ネーミングに変わったよね。新しいリッツを食べてビックリした!見た目も味わいも全然違う!!!あれはリッツじゃないっ!!!まったく別物になってしまったのだ!!! それに比べて「LeVain(ルヴァン)」こそ、従来のリッツの味わいなのだ!!!もう新リッツは買わないと思う……。それくらい日本のお菓子のレベルは世界的にもトップクラスなのだ。φ(..)メモメモ
日本で生まれ、世界市場を席巻している製品はクルマやカメラだけではない。スーパーで売っているごくごく普通のスナック菓子もまた、海外の消費者に高く評価され、着実にマーケットシェアを伸ばしている。日本のお菓子が切り開く「海外戦略」の道!その秘密のエッセンスを紹介しよう。
・「チョコレートもスナック菓子もキャンディーもクッキーも、日本のお菓子のほうが断然美味しくないか?」味はもちろん、見た目もムダがなく美しい。パッケージの使い勝手も日本の方が秀逸だ。現地の人は本当にこの程度の味でいいのか。こんなに商品にばらつきがあっても平気なのか、こんなに使いにくいパッケージで我慢できるのかーそう思うのは、単に私が日本人だからなのか。
・スナック菓子は、原料の調達から商品が店頭に並ぶまで安心安全を追求し、大量生産で味をムラなく均等に保ち使い勝手のいいパッケージに包む一連のプロセスは、おそらく世界のどの国も真似できない日本の強み。お菓子ほど日本の製造業のよさが凝縮された産業はない。
・メジャーリーガーに愛されるソフトキャンディー、それが「ハイチュウ」だ。キャンディーは競合が多く、タフな市場ですが、食べてみるとわかるように「ハイチュウ」のテクスチャーはどこも出せない。この食感と同じものはありません。唯一無二の商品なんです。
・日本はチョコレートの本場ではない。だが、先進国ではあると思う。あまりに当たり前のように存在しているので、私たち日本人がそのありがたさにはなかなか気づかないが、外国で日本の商品によく似たチョコレート菓子を食べるとわかる。声を大にしてこう言いたい。「こんなに安くてクオリティの高いチョコレート菓子を食べられる国がいったいほかにあるだろうか」
・「手で持つところがあるでしょう。食べているときに手が汚れませんよね。これは『ポッキー』ならでは、です、食べながらおしゃべりできるのも特長のひとつ。『ながら食べ』が可能なお菓子はありそうでいて、ほかにはないと思います。『ポッキー』(ミカド)は唯一無二、ワン&オンリーのお菓子なんですよ」
・「ハイチュウ」「ポッキー」「コアラのマーチ」「きのこの山」「カラムーチョ」「生チョコ」「たべっ子どうぶつ」「アスパラガス」「じゃがビー」「柿の種」。どどれもベースとなるお菓子は西洋のものだが、日本の中でもまれて磨かれて、唯一無二のお菓子となった。ゾウガメやリクガメ、ペンギンがガラパゴス諸島で独自に進化し固有種となったように、日本は固有種のお菓子を産出した。日本のお菓子はガラパゴスといっていいだろう。
その他、「フランス版ポッキー「ミカド」は成熟した大人の味」「食経験の豊富な日本は特殊な国」「世界ナンバーワンの黒字となる米菓メーカー」「柿ピーで世界制覇も夢じゃない?」「お菓子界の影の実力者、ちぼり」など。
やっぱり日本のお菓子はスゴイんだねえ。ポッキー、食べたくなっちゃった!オススメです。(・∀・)