「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

GOURMET〜圧倒的な旨味の「熟成鮨」…「不二楼」(茅場町)

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不二楼
03-6661-2657 16:30〜23:00 日祝祭日休
 
弊社の「Dr.Fry」の完成当時、まだ有名になる前からご評価いただいている髙取宗茂氏のお店。こちら不二楼さんにもご採用いただています。1階は焼き鳥、2階は天ぷら、3階は熟成鮨、4階は会員制のバー。開店2周年、3階にはじめて行くことができました。
 
「鮮度保持技術と日本伝統の熟成・発酵技術の融合を行い、圧倒的に旨味を増幅させた新江戸前鮨(熟成鮨)」を提供している。
 

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真正面に武田双雲さんの「不二楼」の書と真剣のような包丁が。この真正面のカウンターに座りました。

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左下の「不二楼」の書が光る。ふだんは割り箸は使わず「マイ箸」なのだが、今日はこちらの箸を使おう。バルサのように軽く持ちやすい。これなら違和感がない。でもせっかくだからお鮨は手でいただこう。手で握っていただいているのだから。

f:id:lp6ac4:20191011180702j:plain 総大将の高取宗茂さん自らが握る。 台風19号でキャンセルが相次ぎ、ワタシたち二人の貸し切り状態!開店2年ではじめてのこと。カンゲキ!

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まずは生ビールですよね。ワクワク!

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さて、まずはコレから。直江兼続が表したという書物から調理方法を400年ぶりに再現したという超熟成イカの塩辛。味が非常に濃いので一本ず食べるのがオススメだとか。

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10日間熟成させた子持ち昆布。わさびがこれほど合うとは!

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辛子明太子を焼酎につけ170時間熟成させた。ホロっと溶ける。カラスミのような風味。

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名付けて「呑んべえ三兄弟」!いくらでもお酒がススム!(笑)

 

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100時間熟成カンパチ。一発目からやられた…。

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熟成のコハダ。うーん……こんなに美味いのか……。

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こりゃ、日本酒だ、ということでオススメの会津「十ロ万」(とろまん)を。

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このガリが絶品。大きさ、味、柔らかさ、お酢の塩梅。通常のガリが大味に思える。テイクアウトしたい。

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イカ

 

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さあ、ここで特別にオーダーしておいたお鮨のコースに合う「Dr.Fry」を使った揚げ物。ナント!松茸のフライとカツと銀杏の素揚げ松茸は天ぷらでなくフライがこれほど美味いとは!完璧に松茸の旨味と風味を閉じ込めている。噛んだとたんにフワーッと松茸の香りの口いっぱいに広がる。衣がサクサクでむしろ食感のバリエーションが実に見事。高取さん曰く「Dr.Fryの良さはカツが一番よくわかります」とのこと。揚げ物はにはやっぱりビール。ビールに戻る。

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赤貝。こんなに美しいのはみたことがない。

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クジラ。歯ごたえととろける柔らかさ。馬刺しのタテガミのよう。

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ボタンエビ。大きさ、甘み、旨味。いままで食べたエビの中で最高峰っ!!!エビの美味さの口の中いっぱいに広がるっ!!!

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そして口直しの茶碗蒸し。口の中の温度と食感が万華鏡のように変化して飽きさせない。中には何が入っているかヒミツ。探索していく楽しみ。そしてみどり色の「アレ」が!

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さあ!来ました!熟成の大トロ。ふわっふわ。深い味わい。こんなの食べちゃ、市販のお寿司は食べられなくなる!

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本当に飽きさせない。お見事。

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今日入ったばかりの白子。別格の美味しさ。

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 ここで、岐阜県各務ヶ原「百十郎」にチェンジっ!

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そしてガリもお代わり。♪〜ガリ〜、ガリ〜!♪

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そしてお次はクエの揚げ物。これが絶品!そえてあるのは椎茸だよね!?ワタシは椎茸だNGなのに、食べられる。いやな臭いもない。そして菊の香りがいい。上の細いのは、オニオンフライでしょうか。

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ここで2種類のウニを食べ比べて欲しいとのこと。高取さんの手から直にいただくのは、まずは九州佐賀の唐津のウニと白エビ

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さあ、そして今度は北のウニ。

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ひとつひとつの所作がとても美しい。ここに和食の頂点がある。

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これでもかー!っとウニを乗せて、巻きずしに。

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いまにも崩れそうなたっぷりのウニ。軍艦巻きとは味わいが違うっ!

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そして焼き立ての卵焼き。アッツアツ!♪

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ほっとする味。またも舌が喜んでいる!

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〆めのお味噌汁。ホッとする。

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妻が今回の食事を楽しみにしていて、エビが大好き!と言ったら、まさかの追加で、ゆでエビ。これも絶品っ!

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 いや〜堪能しました。熟成鮨。いままで食べたことのない美味さ。想像の外側。唯一無二のまさに「不二」の楼。次回は11月末〜12月の津居山のカニの季節に参ります。髙取さん、ありがとうございました。カンゲキでした。超オススメです!♪