「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「日本懐かしボードゲーム大全」(タツミムック)



日本懐かしボードゲーム大全 (タツミムック)


この本は懐かしくて、涙ちょちょぎれるなあ……!(T_T)

小学生の頃、大好きだったボードゲーム。でも当時、わが家はあまり裕福でなかったので、買ってもらえなかった…。毎週のように「人生ゲーム」を持っている友人宅へ行ったっけなあ…。


その昭和の家庭にあった“アナログ"なボードゲーム集。その代表的なものを紹介しよう。



【人生ゲーム】タカラ(現・タカラトミー) 昭和43(1968)年

http://www.takaratomy.co.jp/products/jinsei/



人々が巨人の星に夢中になり、新発売されたボンカレーに飛びつき、3億円事件に驚いた昭和43年、『人生ゲーム』が売り場に初お目見えした。それまで国産のゲームを中心に遊んでいた子どもにとって、アメリカからやってきたゲームは刺激的だった!


外箱もボードもスマートなデザインで、何ともカッコよかった。サイコロ代わりのルーレットにシビれ、用もないのに何度も回した。ドル紙幣を両手でわしづまみにして、金持ち気分を味わった。クルマのコマを立体造形の建物や山に走らせ、小さなドライブに興奮した。


何より新鮮だったのは、アメリカの社会を反映したマス目のテキスト。「羊がとなりの家のランを食った」「火星から使者がきた」「高級車ロールスロイスを買う」「ヨットを買う」など、当時の日本とはかなり違った暮らしの様子に、ワクワクしたり想像力をかきたてられたに違いない。



【野球盤】エポック社 昭和33(1958)年

http://epoch.jp/ty/yakyuban/



当時の子どもが憧れ、欲しがった玩具の最右翼。発案者の前田竹虎は野球盤を発売するために前職をやめ、エポック社を創業するほどの熱の入れよう。思惑は当たり、発売当初から大ヒットした。昭和47(1972)年、巨人の星の大リーグボール2号からヒントを得た“消える魔球”でさらに人気が爆発する。21世紀の現在、最新版では投手は9つの球種を投げ分けられ、打者のアーチは放物線を描いて飛んで行くようになるなど、進化はいまだ止まらない。


その他、「生き残りゲーム」「億万長者ゲーム」「マスターマインド」「オセロ」「ダイヤモンドゲーム」「モノポリー」「チクタクバンバン」「魚雷戦ゲーム」「パーフェクション」「手さぐりゲーム」「パーフェクトボウリング」「サッカーゲーム」「黒ひげ危機一発」「クイズ100人に聞きましたゲーム」「エポックまんがゲームシリーズ」「スクールパンチシリーズ」など。


ああ〜やりたい〜遊びたい〜あの頃に戻りたい〜!超オススメです。(・∀・)




日本懐かしボードゲーム大全 (タツミムック)