「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「日本 昭和トンデモ児童書大全」(中柳豪文)

f:id:lp6ac4:20190401052639j:plain

日本昭和トンデモ児童書大全 (タツミムック)

日本昭和トンデモ児童書大全 (タツミムック)

 

いや〜ウレシイねえ〜!!!いよいよ新年度、4月1日だね〜!!!4月生まれのワタシは一年で4月がイチバン大好き!自分の季節が帰ってきた気がするんだよね〜!(・∀・)♪

 

思い出すなあ。新潟から引っ越してきて友だちが一人もいない中での小学校での入学式。あの木造校舎、あの桜の木!♪さて、この時季にふさわしいこの本を紹介しましょう。

 

1970年代ー。あの頃は、テレビやラジオ、本が主な情報源だった。特に、手元にあれば何度でも繰り返し読むことのできる本は、子どもたちにとって身近な存在だった。興味のあるものは、図書館や学級文庫などで借りて読んだり、買った本はボロボロになるまでむさぼり読んだ

 

本書は、筆者を含めた当時の子どもたちの頭から離れないほどのショッキングな内容を掲載した、昭和の “ トンデモ ” な児童書を紹介したものだ。恐らく今の世の中では、この手のコンテンツを子ども向けに出版するのは非常に難しいだろう。しかし、当時は、心霊、UFO、UMA、超能力、ノストラダムスの大予言などなど、ショッキングというか、オカルト的な内容が、テレビや本でバンバン紹介される全盛期でもあった。それは多分、時代の漠然とした不安感や危機感から導かれたものでもあろう。

 

また何事も白黒をつけるのはが好きな今のご時世と違い、リアルと非リアルが入り混じった灰色であることが許され、それを好奇心と超能力を駆使して皆が楽しむことのできる時代でもあったのだろう。そのような感覚、社会の雰囲気が、物心ついたときから、児童書の中にも当たり前のように存在していたのだ。ようこそ「昭和トンデモ児童書」の世界へ

 


『ジュニアチャンピオンコース』は大好きだったなあ〜何冊も持っていたなあ〜!

特に、『世界のなぞ世界のふしぎ』『こわい話 怪奇ミステリー』
『驚異の記録 あの事件を追え』『絵ときSF もしもの世界』
『な世界の秘宝をさぐれ』『七つの世界の七不思議』『超科学ミステリー』
『絵とき21世紀 大予言! 未来をさぐる』『きみならどうする? ゆうれい屋敷の探検』
『推理クイズ あなたは名探偵』は、夢中になって何度も、何度も読んだなあ!

 

そして『なぜなに学習図鑑シリーズ』『ひばり書房 初期ハードカバー』
『フタミのなんでも大博士』『大全科シリーズ』もよかった。

 

今は、図書館にも置いてないのかな!?ぜひ復刻して欲しいなあ。オススメです。(・∀・)♪

 

 

f:id:lp6ac4:20190401052639j:plain

日本昭和トンデモ児童書大全 (タツミムック)

日本昭和トンデモ児童書大全 (タツミムック)