このブログでも紹介しているけど、最近は、ニャンコ本が多いなあ。(ΦωΦ)
この本はナント!ニャンコとブッダのコラボ!
「人生は心配ニャイの連続だ! 」あるとき仏教の最も古い経典を猫が完読。猫目線の解釈で語りはじめた――
猫×ブッダという、新しく、わかりやすい視点で綴った生き方指南本。“猫ブッダ"の「考え方」があれば、もう人生に悩まない。そのエッセンスを紹介するニャン!(=^・^=)
・猫はもともと日本にいたわけではないことを知っていますか?記録に残されている最初のものは6世紀の中頃、仏教経典が海を渡って初めて日本にやってきたとき、経典がネズミにかじられるのを防ぐために一緒に舟に乗せられてきた猫が、いまの日本のルーツらしいのです。つまり、ぼくたち猫は仏教とともに日本にやってきたわけ。ブッダと猫はそれだけ縁が深いんですね。
・およそ2500年前にインド北部で生まれたブッダがさとりを開いた直後から人々に向けて語ったことばが、『ダンマパダ』や『スッタニパータ』という原始仏典にまとめられている。猫界で初めて『ダンマパダ』を完読した猫として、猫目線の解釈も交えてこれを紹介し、世の中の役に立てられニャイかなと考え、この本を書いてみた。この本を読んだ人が、少しでも人生が楽になったと感じてくれたら嬉しい。「人生は心配ニャイ」の連続なのだから、あたなもきっと大丈夫。
【心がイライラしたままじゃ、何をやってもつまらニャイ!】
「ものごとはすべて心に支配され、心で成立している。もしも清らかな心で話したり行動するなら、安楽がその人につき従う」
→ 心がすべてを支配するなら、汚れてすさんだ心にいると、この世界は悪意や不幸だらけに見えるでしょう。きれいな心でいるなら、この世界はきっと希望と楽しさに満ちて映りますよね。もし毎日がつまらないとか苦しいとか感じるなら、まず自分の心の汚れに気づき、それをさっぱり洗い流してしまうことが大事なんだニャ。
【人が痛がることばは言わニャイ 自分も痛くならないように】
「人は生まれながらに、口の中に斧が生えている。愚かな人は悪口を言っては、その斧で自分自身を斬っている」
→ 悪いことばを吐きまくったら、口の中はズタズタです。もし人の悪口が言いたくなったら、このことばを思い出してくださいね。
【きれいな花はもっと欲しくなる。欲しがっているうちに、いのちは終わる】
→ ブッダの言う「花を摘む」とは快楽を追い求めること。この「花」はつまり欲望・執着の対象です。お金、地位や名誉、物欲、色欲、食欲、愛されたい、認められたい…そして求めても思いどおりにならないことを知るたびに、自分を苦しめている。歯止めのない貪りが始まれば「苦」から抜け出せなくなり、心の平安はどんどん遠ざかってしまう。東北地方を襲った大津波のように、死は唐突に、理不尽にやってきます。「苦」にもがきながら一生を終えるより、花を摘む手を止めて「苦」を「楽」に変えて心静かな日々を送ろう。それが幸福だよ。ブッダはそう言っているんです。
イラストもきゃわゆいよ。オススメです。(=^・^=)