「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「ブッダの獅子吼 原始仏教・法華経の仏教入門」(北川達也)

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ワタシがもっとも繰り返して読み返したマンガは手塚治虫の『ブッダ。小学校低学年のときに出逢って、受けた影響は計り知れない。そのこともあってかブッダと書いてあると手に取りたくなる。読みたくなるのだ。
 
ブッダの教えを学べば、悩みは消える私たちの明日を変える原始仏典の世界!」そのエッセンスを紹介しよう。
 
道の人ゴータマは、じつにライオンがほえるように、声をひびかせている。大衆のなかで(ライオンがほえるように、)声をひびかせている。自信をもってライオンがほえるように、声をひびかせている。人々はかれに質問をしており、その質問にかれは答えている。かれはその質問の答えによって、人々を喜ばせている。(『ディーガ・ニカーヤ(長部)第八経』)
 
「わたしは、喜びを感じ取って、息を吸おう」と学習する。わたしは、喜びを感じ取って、息を吐こう」と学習する。……呼吸によって思念をこのように養成し、このように多く修めれば、おおいなる果報を有し、おおいなる恩恵を有するものとなるのである。
 
ブッダ「自分自身の体は、自分のものではない」と言います。もし、自分自身の体が自分のものなら、自分の意志で自分自身の体を自由自在に変化させることができてもいいはずです。しかし、実際には、自由自在に変化させることができません。思い通りにならないものは、自分のものではない」と見なすのです。
 
「世界は、永遠か、永遠でないか」、ブッダは答えない。
「世界は、有限か、無限か」、ブッダは答えない。
「心と体は、一つか、別物か」ブッダは答えない。
「死後、存在するか、存在しないか」、ブッダは答えない。
 
ブッダは、他心通に欠点があることを知ってやめた」「ブッダは、唯一「説法の奇跡」を行っていた」「ブッダは、よく調べて、考え抜いた上で教えを説いていた」「ブッダは、私たちの心の中で行き続けている(『法華経より』)」「清浄になると、六大神通力が得られる」「常に瞑想を行う人に、近づいてはならない(『三経義疏』より)」

 

シンプルかつ深い……ほーっ……何度も読み返したくなる本です。オススメです。(・∀・)

 

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