「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「1冊の「ふせんノート」で人生は、はかどる」(坂下仁)


私は以前、自称「手帳研究家」と呼んでいた。三度の飯よりも手帳が大好き!ありとあらゆる手帳を使いこなしてきた。


filofax、能率手帳フランクリン・プランナー、アチーブメントプランナー、◯◯手帳、などなど…。「手帳ジプシー」だった。しかし、今はグーグルカレンダーが手帳代わりになってしまっている…。

さて、この本。ベストセラー「いますぐ妻を社長にしなさい」「とにかく妻を社長にしなさい」を生み出した坂下仁さんは私の友人でお金の専門家。

彼の活躍と大成功は、たった「1枚の紙」のおかげだったのだ!やっと「手帳ジプシー」から開放してくれたのがこの本。そのエッセンスを紹介しよう。


たった1枚の神で、何のリスクもお金も手間もかけずに人生が変わる「1枚の紙」とは?それは「粘着面の広い大きなふせん」です。紙一重の差で負けていた人生を逆転できる威力を秘めた「1枚の紙」、それは「ふせん」だったのです。ふせんを「目印」として使うのではなく、「ふせん」自体を「ノートや手帳」として使う。従って、ノートや手帳にメモを書く必要がない。あらゆるメモをすべて「ふせん」に書いて、その「メモ済みふせんをA4判ノートに貼り付ける」だけ。


・自分にぴったりの手帳術やノート術を見つけられずにさまよい続ける人のことを「ノート術ジプシー」と呼びます。そしてほとんどの人が、自分では自覚のない「ノート術ジプシー」なのです。


・細かなルールでしばられた手帳術や、学問のようなノート術を見るたびに、素朴な疑問を感じます。「本当にそこまで必要なの?そこまで出来る人ってどんな人なのだろうか?」


・手帳の世界には「お約束事」としてのルールが、あまりにも多すぎる。「余計なお世話だ!」と叫びたくなるようなルールが闊歩している。フランクリン・プランナーのような凄い手帳は、よほどの使い手でない限り、手帳を使うこと自体が目的化してしまうほど、レベルが高すぎたのです。ハイレベルな手帳や手帳術は、私のような凡人にとってはクエスチョンの塊です。


「ふせんノート」は「A4ノートの紙面上」において「すべての情報」が、「時系列順に」、「ワンアクション」で、「自動的にシンクロされる仕組み」なのです。


・パソコンやスマホが得意なことは実は3つしかありません。「計算」「検索」「通信」です。それ以外の機能については、あまり期待できない、ということです。


どう逆立ちしてもパソコンやスマホが絶対にできないこと。それは、ひらめきを組み合わせて新しいアイデアや工夫を作り出す「創造性」と自ら「感情」や「熱意」を持って行動する「主体性」を引き出すこと。



・メモにとって一番大切な役目は、誰でも簡単に(1)即メモできて、(2)そのメモを一発で探し出せて、(3)自由自在に有効活用できること。この3つの大切な役目をスムーズに果たせたら、何が起こるか創造できますか? → 完璧な記憶力を駆使して、頭の中だけで複雑な計算や思考展開をこなす超人的な能力。そんな天才のような能力を「擬似的」に手に入れることが出来るのです。


「三上」とは、「馬上・枕上(ちんじょう)・厠上(しじょう)」のこと。もの思いを巡らせて文章を練るのに適した場所として、移動中の馬の上、寝床の中の寝入りばな、トイレで用を足している最中の3つ。最大の共通点は、いずれも「メモをとりづらい環境」だということ。そこで、ひらめいたキーワードを「ふせん」に書き込むのです。


特に、「メモをする段階では一切分類しない」はウン、ウンと頷いてしまった。そうそう!そうだったのかー!具体例が満載です。超オススメです。\(^o^)/