「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「笑う哲学」(南伸坊)

私の大好きなイラストレーター、南伸坊氏。氏は、日常生活から哲学する人である。部屋の片付けをしながら「分類は思想である」と定義づけ、芸能人の大麻汚染のニュースを見れば「法律で禁止 するとはどういうことか」と分析し、子供のときのイジメを思い出して「差別の本質」について考察する。笑いながらも思わず哲学してしまうシンボーの面白エッセイ」その中でも印象的な章を紹介しよう。


スフィンクスは、ギリシャ語で絞め殺すという意味だそうだが、この獅子の体と人間の顔をもつ怪獣がかけたナゾは、非常にナゾである。「初め四本足、次に二本足、最後に三本足のものなーに?」と彼女はナゾをかけ、解けない者を次々に殺していたそうだが、英雄エディプスが「それは人間だ」とナゾを解いた途端に、谷に身を投げて死んだというのである。


へえ〜〜!!!そうだったんやー〜〜!!!(・o・)!!!知らなかった―!!!…ということはどういうこと!?

ひとつひとつが考えさせれて、笑ってしまう、まさに「笑う哲学」です。オススメです。(・∀・)