私の大好きなイラストレーター、南伸坊氏。氏は、日常生活から哲学する人である。部屋の片付けをしながら「分類は思想である」と定義づけ、芸能人の大麻汚染のニュースを見れば「法律で禁止 するとはどういうことか」と分析し、子供のときのイジメを思い出して「差別の本質」について考察する。笑いながらも思わず哲学してしまうシンボーの面白エッセイ」その中でも印象的な章を紹介しよう。
・スフィンクスは、ギリシャ語で絞め殺すという意味だそうだが、この獅子の体と人間の顔をもつ怪獣がかけたナゾは、非常にナゾである。「初め四本足、次に二本足、最後に三本足のものなーに?」と彼女はナゾをかけ、解けない者を次々に殺していたそうだが、英雄エディプスが「それは人間だ」とナゾを解いた途端に、谷に身を投げて死んだというのである。
へえ〜〜!!!そうだったんやー〜〜!!!(・o・)!!!知らなかった―!!!…ということはどういうこと!?
ひとつひとつが考えさせれて、笑ってしまう、まさに「笑う哲学」です。オススメです。(・∀・)