「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「レトロな乗りもの 明治・大正・昭和の日本」(渡辺秀樹)

古い、レトロな写真を見るのが好き。タイムマシンに乗ったようなノスタルジックな気持ちになるんだよね〜。(・∀・)

さて、この本は「乗りもの」にターゲットを絞った写真集。こんな時代もあったんだよね〜!そのエッセンスを紹介しましょう。


・本書は、明治30年代から昭和初期まで、約半世紀にわたる乗りものの写真集であり、三万点を超える絵はがきコレクションから選んで後世したものです。乗りものマニアのかたはもちろん興味津々、それ以外のかたもオールドスタイルの美しさ、おもしろさにびっくりすることでしょう。馬車鉄道なんてこれが全国、いや世界中を走っていたこと自体に驚きます。


一方、乗りものの背景に目を転じると、建物、人々の服装、看板の文字などなど当時の風俗に興味はつきません。ここにあるのは、ほんの少し前の日本の風景、目の前を走り回っていた乗りものたちなのです。レトロで優美な世界へちょっとした時間旅行を楽しんで下さい。



▲香川 屋島の遊覧駕籠(大正)7年
高松市北東部の屋島山は、源平合戦で名高い壇ノ浦も望める四国の代表的観光地である。この頃は観光用として各地で駕籠屋が営業していたようだ。


▲東京 三越自転車隊の整列(大正3,4年ごろ)
大正3年新築した本館裏側に整列したエッセンジャーボーイ。三越呉服店明治42年頃から、まだ目新しく、高価だった白い自転車で配達する新サービスを始めた。



▲新潟 古町十字路(昭和10年頃)
拡幅以前の柾谷小路と本町通りが交差する古町十字路。街一番の繁華街の交差点整理に新潟警察署は手押し車付き信号機を製作した。写真では「チユゥイ」と表示されている。警官の腰にはサーベルが見える。


旭川 石狩川を渡る馬車鉄道(明治40年代)
馬車鉄道とは、一般道に敷かれた線路上の車両を馬車で引く鉄道。旭川の上川馬車鉄道は旭川停車場・近文通り間を明治39年運行開始し、大正8年に廃止された。奥の旭橋は明治37年に開通し、馬車鉄道は石狩川の旭橋の脇の専用線橋を使用していた。


その他、「人力・馬力で」「バス・自動車」「鉄道・駅」「船・みなと」「飛行機」「いろいろ乗りもの」など。


いいなあ!タイムマシンがあったら、戻って馬車に乗ってみたいなあ…。オススメです。(・∀・)!