「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「奇人怪人偏愛記」(唐沢俊一)

最近、また読み始めている、雑学王・唐沢俊一氏の本。どのページから読んでもトンデモなくオモシロイ。(・o・)

そしてこの本は、「偏愛をテーマ」。つくづくいろいろな偏愛のカタチがあるんだなあ…と実感する。そのエッセンスを紹介しよう。


チリの学校に乱入した強盗が、居合わせた生徒や父兄に笑われてしまうという出来事があった。ある学校に強盗が乱入した時。校内には生徒や教師のほか父兄が集まって劇の練習をしていた。強盗が『俺は強盗だ!』と叫んだ途端、全員が笑い始めた。不運なことにそのセリフは劇の最初のセリフと同じだったのである。『犯人は自分が本物の強盗だとわからせようと懸命で、かんしゃくを起こしていました』と警察は語る。ようやく彼が本物だということが伝わり犯人は金を奪って逃げた。しかし、逃げた方向が警察署のある方向で、通報をうけ現場へ向かう途中で逮捕されてしまったという。


・男の料理、女の料理と言って、料理方法自体にはそれほど差はないと思う。問題は、素材の仕入れ方なのだ。女性の料理は基本的に、冷蔵庫の中にある限られた素材だけでどれだけのものを作ることが出来るか、という“パズル”が基本となる。男の方は、まず外へ出かけて素材を調達してくるという“狩猟”的行為がないと始まらない。女性向けの料理の本を見ると、とにかく材料は買い物に出かけたときに出来るだけ買い込み冷蔵庫・冷凍庫に保存しておけ、と教えている。いわば、農耕民族的な知恵である。男性向けの本は、いちいちの料理について、この素材はどこそこへ、あの素材はどこそけは赴き手に入れろ、という指示が多い。“狩”の手引的な正確を有しているのである。男の料理にとって最も大ごとなのは素材の調達である、料理はその付属なのである


カリフォルニア州のサンディマス大学のローガン教授の研究グループによると、“鼻をほじる”という行為に脳の働きを著しく活性化する効果があることが立証された。これは、鼻をほじる事で鼻腔からの酸素吸入を最大限にするだけでなく、鼻腔にある神経を刺激することで、思考中に低減した脳細胞の働きを活性化することが解った。また、鼻をほじった後に採取されるいわゆる“鼻くそ”を摂取することも、脳の働きを大いに助けることが判明した。これは、“鼻くそ”を口から摂取することで、“鼻くそ”に含まれる適度な塩分が血液の流れを促進し、脳に新鮮な酸素を送る手助けになるという。


女性の下着を絵に描くとき、女性の作家と男性の作家では描き方がまったく違う、と言われる。女性作家にとって、下着は着るもの。男性作家にとって、下着は脱がせるものだからである。小さなフリフリ、ちょっとしたリボンの柄など、女性作家がとかく気を入れて下着を描写するのに比べ、男性作家の筆になると、下着というのは「ええい、その中身が見たいのに、ここな邪魔ものめが!」という意識で描かれる。


さあ、みんなで鼻くそをほじろー!!!(笑)オススメです。(・∀・)