「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「図説 歴史で読み解く日本地理」(河合敦)


アットランダムに乱読しているのだが、最近、地理関係の本を多く読んでいることに気づいた。(・∀・)

この本は世界一受けたい授業で有名な現役の高校の社会科教師、河合敦先生。この人の切り口がオモシロイんだあ!そのエッセンスを紹介しよう。


日本人が最初に地球儀をつくったのは、以外に早く1605(慶長10)年に、宮中で入りの細工師が、日本発の地球儀を製作している。現存する日本製地球儀のうちでもっとも古いのは、1690(元禄3)年に渋川春海マテオ・リッチ世界図」をもとにつくったもので、伊勢神宮神宮徴古館に収蔵されている。また、蘭学の成果を取り入れてつくった地球儀としてもっとも古いものは、1794(寛政6)年に、桂川甫周が自作の東西両半球図を球体化させてつくった地球儀だろうといわれている。


仙台は伊達政宗が名づけたものと伝えられている。伊達家の正史『伊達治家記録』に、「むかし、この城に千体の仏あり。よって千体と号す。その後文字を千代と改むる」とあり。政宗はこの「千代」を同じ読みの「仙台」に変えた。唐の時代の韓コウ(広羽)の漢詩「同題仙遊観」の中の起句「仙台初見五城楼からとったのではないかといわれいている。


その他、平城京は人口の三分の一が外国人の国際都市だった!?」「福岡vs博多で繰り広げられた「市名争奪戦」」「「上総」と「下総」、南北逆なのはなぜ?」「「三多摩」はなぜ神奈川から東京に編入された?」「かつてあった人口一万人台の県「根室県」」「神田はなぜ世界最大の古書店街になったのか?」「都電の中で荒川線だけが生き残ったわけは?」など。


やっぱり地理はオモシロイねえ。オススメです。(・∀・)!