「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「タコは、なぜ元気なのか タコの生態と民族」(奥谷喬司・神崎宣武

そうかあ…タコは元気なのかあ…!「海のひょうきん者タコの超能力からイメージまで、その不思議な世界の案内書。体のしくみ、繁殖法、感覚器官、タコ漁のいろいろ、タコの食べ方など話題がいっぱい」そのエッセンスを紹介しよう。


タコは元気である。タコは眼がいい。タコの吸盤はよくくっつく。精力も絶倫だ。そして、なにより頭がいい。かれらは、海の中でたくましく生きている。「たこやき」も多い。「タコの吸い出し」はよく効く薬だ。マンガ「タコの八っちゃん」は愛すべきキャラクターである。そんなタコの実像とイメージを、軟体動物学者と民俗学者が解き明かす。これはタコの不思議な世界への案内書!


・動物学上からいえば、タコはイカも含めて軟体動物という範疇に名入り、その中で主流を占める貝類、すなわちアサリ、ハマグリ、シジミ、サザエ、タニシなどと同類ということになる。


タコ坊主が鉢巻をするところは頭ではない。動物はどれでも眼は頭部にあるのが大原則であるが、マンガで鉢巻きをしめるところは内蔵が入っているところである。つまり足ー頭ー銅(内蔵の塊)は一直線上に並んでいるというユニークな設計なのである。


「タコ」の語源については諸説あるが、江戸末期の『私語私臆鈔』には、「たこは多股からきている」と記されている。また、『和名抄』ではタコを「海蛸子(かいしょうし)」とあらわしている。ちなみに「蛸」は本来はクモのことで、海に棲むクモという意味から「海蛸子」とあらわされ、それが省略されて蛸一字でタコを呼ぶようになったのだという。


その他、「タコといういきもの」「世界のタコ 日本のタコ」「タコの一生」「タコの変人列伝」「世界のタコを食べまくる日本人」「タコの能力と感覚」「タコ漁のいろいろ」「日本人のタコの食習慣」など。

あ〜たこ焼き食べたい〜!オススメです。(・∀・)