多くの国が愛国心が高く、自分の国に誇りを持っているのにも関わらず、なぜ日本人は日本を愛していないのか?
そしていま、私たちはやっと「自分の国がいちばん」と素直に言えるようになった。それはなぜなのか?「国を愛する」とはどういうことか。そのエッセンスを紹介しよう。
・世界の人々は日本に最も強く好感を寄せているにもかかわらず、当の日本人は日本のことをよく思っていない。どうやら日本人は日本のことが好きではないらしい。だがしかし、近年急激に「日本が好き」と言える空気が作られたと思わないだろうか。内閣府の調査から、平成12年ごろから日本人の愛国心が徐々に高まりつつあったことは読み取れる。
・そこに平成23年の東日本大震災が起きた。「日本が好き」と言えるようになったのは、東日本大震災が最大の要因だったと私は思う。異邦人たちが特に注目したのは、困難な中で助け合う一人ひとりの被災者の姿であった。フランス人の友人「被災地の日本人の姿は、一人ひとりがおよそイエス・キリストのように見えた」。ミャンマーのガイド「東北の人たちの姿は、全員がブッダのように見えた」要するに「この世の奇跡を見た」と語っているに等しい。
・2005年米国南東部を襲ったハリケーン。住民たちが暴徒化し巨大ショッピングセンターなどを次々の襲撃した事件。暴徒たちはつい数日前まで善良な市民だった人々だった。彼らは店を襲うことについて何の罪悪感も抱いていないように見えた。そして2008年中国の四川大地震では少ない食料と水をめぐって、殺し合いがあったというのだ。このようなことが災害時の常識とされていたため、各国のメディアは、日本の被災地で暴動や略奪が起きないことを奇跡のように報道したのだ。
「GHQが日本人を骨抜きにした」のはそうだったのかあ!日本人の誇りを取り戻せる本。オススメです。(・∀・)