「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「CO2温暖化説は間違っている」(槌田敦)


CO2温暖化説は間違っている (誰も言わない環境論)


いや〜!凄いこの本にはビックリした!生物学者池田清彦氏の著書で地球温暖化説」は間違っているということを聞いて、さっそく読みました。(・∀・)

「世界規模の思い込み」で、政治が動いていく。その無気味さ、愚かさ。人は、なぜ、こんなにだまされやすいのだろう。地球温暖化の真の原因を解き明かす。そのエッセンスを紹介しよう。


人類の排出するCO2で地球は温暖化した、とする気象学者の主張は事実ではない。1980年から世界は不況となり、石炭や石油などの化石燃料の使用量は鈍化した。1990年からはほとんど増えていないのに、大気中のCO2濃度はさらに急激に増加している。つまり、化石燃料の燃焼と大気中のCO2濃度は関係がなく、人間が原因ではなかったのである。今度、京都議定書でCO2排出を抑えたとしても、CO2の上昇を妨げないと予想される。


・また詳細な検証により、CO2濃度の上昇に先行して気温が上昇していることが見いだされた。多くの気象学者もこの事実を認めている。温暖化は、気温の上昇が原因で、CO2濃度の上昇は結果であることがわかる。つまりCO2濃度が原因で気温は結果だとするCO2温暖化説とは、その原因と結果が逆だったのである。


・しかし、これを認めるとCO2温暖化説は完全に破綻する。そこで多くの気象学者たちは、気温の上昇が先行するという事実は認めても、原因であるとは口が裂けても言えない。すでに気象学者のいうCO2温暖化説で世界各国の政治が動いている。今さら説を変えることは影響が大きすぎると考えたようである。一方経済学者は、これまで化石燃料の使用で大気中のCO2濃度が増えたと信じ込んでいた。しかし、前述したように化石燃料の使用量とCO2濃度の上昇とが無関係だという事実を突き付けられて困り果てている。気象学者と同様、今さら主張を取り下げるわけにはいかない。はてどうしたものかというところであろう。


・さらに、CO2温暖化説の陰に隠されているが、最も重大かつ緊急を要する課題は、近い未来に予想される地球寒冷化による飢饉の問題である。将来、人類は食糧難に悩まされるにちがいない。そして、食糧不足を原因とする戦争が始まるだろう。そこで、できる限り早く温暖化問題を切り上げて、寒冷化問題を検討すべきと思う。以上が、本書を書こうとした動機である。


CO2温暖化説は間違っているから、いずれCO2温暖化説は否定されるこのとき、CO2排出権取引を提起した経済学者は、この虚構の取引の提案責任をどのように弁解すればいよいのだろうか。騙されて架空の排出権を購入した企業は、金銭の返還を求めて裁判を起こすであろう。「存在もしない架空の商品」を売買させたことが間違っていたのである。これは先物取引などとはまったく違うことに注目する必要がある。


CO2の排出を抑えることは、温暖化対策としては無意味でも、良いことには違いない。しかし、CO2の排出を抑える唯一の方法は世界を不況にすることだけである。ところが、その不況は現代社会では大問題である。つまり、石油文明の範囲でCO2の発生を抑えることはそもそも無理なのである。


これ、みんな知っているのかなあ…。多くの人に知らせないと!超オススメです。(・_・;)



CO2温暖化説は間違っている (誰も言わない環境論)