「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

MUSEUM〜「円空・木喰展 微笑みに込められた祈り」(そごう美術館)


円空・木喰展 微笑みに込められた祈り」
〜2015.3.22 10:00〜20:00 
そごう美術館(そごう横浜店6階)1000円
http://www.sogo-seibu.jp/common/museum/archives/14/enku_mokujiki/


二年ぶりの円空展。行ってまいりました。今回は、木喰とダブルなのでオトク。


日本各地を巡り、多くの仏像・神像を刻んだ円空(1632-1695年)と木喰(1718-1810年)。


円空美濃国岐阜県)に生まれ、32歳の時に造像を始めます。以来30年余りの間に尾張・飛騨・美濃を中心に関東、東北、北海道まで足を運び,鑿(の み)や鉈(なた)の跡が荒々しく残る力強い像を数多く遺しました。円空は生涯で12万体を彫るという誓願を立て、現在も5400体余りの像が確認されています


円空の入滅から23年後、甲斐国山梨県)に生まれた木喰は、22歳で出家し、56歳のときに諸国行脚の旅に出ました。北海道から九州まで広く巡り、 61歳になって神仏像を彫り始めます。80歳で1000体、90歳で2000体の造像を発願した木喰は、柔らかく丸みを帯びた像を各地に遺し、720体が 現存します。


江戸時代の異なる時期に日本を廻国した円空と木喰は、独自の仏像・神像を造り上げ、人々から深く信仰されました。各々の作風は異なりますが、その多くは 像に込められた祈りを包み込むように柔らかな微笑みをたたえています。本展では、新発見・初公開を含む円空と木喰の木彫像あわせて約250点を展覧し、そ れぞれの魅力をご紹介いたします。」


ガラスケースに入っていない像が多いので、仏像の迫力に圧倒される。どのような思いでこの仏像を彫ったのだろう…。何を伝えたかったのだろう…。思わず手を合わせたくなる。日曜日までです。オススメです。(・∀・)