…すごいタイトルだねえ…。ドキッとするねえ…手に取るのも躊躇するよねえ…。…でも読んじゃいました〜!(^_^;)
「夏がおわる」「ほしいあいたいすきいれて」の二作品が収められているが、「夏がおわる」という作品は、第4回「女による女のためのR-18文学賞」受賞。その賞は、応募者は女性に限られており、また選考委員の作家や下読みにあたる編集者も女性のみとしている。当初は、性について描かれた小説を対象とし、女性のためのエロティックな小説の発掘を目指していたが、現在では「女性ならではの感性を生かした小説」と改めたのだとか。つまり簡単にいうと「女性目線のエロ小説、恋愛小説」なのだ。だから男性は読んじゃだめー!(^^ゞ
でもちょっとだけエッセンスを紹介すると…。
キスなんて別にしなくてもいい、胸なんてもんでくれなくても乳首をつまんでくれなくてもいい、クンニなんて煩わしいことしなくてもいいから入れてほしい、入れてくれればいい。
セックスして帰ると必ず会う男の子がいる。「俺、お前のセックスの神様なんだがー。お前、そんなめちゃくちゃやりまくって何もいいことないって。好きな人にはちゃんと好きって言わんとだめだって」
毎日多くの男性と肉体関係を続ける主人公の女性・環は、本命である不倫相手の恋人である吉井さんには自分の気持ちが伝えられない。小学生に姿を借りたセックスの神様という少年がアドバイスをするのだが…。
この話は男性には書けない世界だろうねえ、揺れ動く女性の心理は。読んだ人、感想を話し合いたいねえ。オススメです。(・∀・)