「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」2(竹田恒泰)


旧皇族・竹田家に生まれ明治天皇の玄孫にあたる竹田恒泰氏。朋ちゃんとの熱愛で話題になったよね。(・∀・)


「マンガ・アニメが席巻し、世界はいま空前の日本ブーム。しかし理由はそれだけではない。食文化、モノづくり、日本語、和の心、エコ―あらゆる日本文化に好意が寄せられている。それなのに自分の国を愛せなくなったのはあまりにも悲しい。なぜ『ミシュランガイド』は東京に最多の星を付けたのか?どうして「もったいない」が環境保全の合言葉に選ばれたのか?クール・ジャパンの源流を探ると、古代から綿々と伝わる日本文明の精神、そして天皇の存在が見えてくる」そのエッセンスを紹介しよう。


・日本人の知らない間に、日本は世界一の人気者になっている。日本人がこれほど世界から愛される事態を、日本人はこれまで経験したことがないのではないか。


・古より日本人は、食事することや調理すること自体がすでに神事である、と認識してきた。そして食事をするたびに、手を合わせて大自然の恵みを頂くことに感謝の気持ちを捧げてきた。日本人が食を極めてきたのは、日本文明の力によるものだと私は思う。


ミシュラン2008年版は星付きの店の数は、東京が150軒、パリは74軒と、東京が他を圧倒し、東京は世界一の美食都市としての地位を確立した。そしてその地位は当分揺るぐ気配がない。


・パリの日本飲食店に行けば、寿司、刺し身、焼き鳥などメニューがたくさんあるが、日本では寿司店、刺し身店、焼き鳥店、うどん店など専門的に細分化されている。日本の飲食店の相当数は誰も追いつけない専門性を確保している。日本人は何にでもこだわりを持つ性質があるようだ。物事を徹底的に突き詰め、道を究めようとする姿は、料理の世界でも同じで、料理人たちが料理を突き詰めるほど、日本料理は料理ごとに専門化してきた。「誰も追いつけない専門性」は一朝一夕に備わるものではない。日本の板前が備える技術は、場合によっては一代ではなく何百年もの間、継承され、代々積み上げられた技術であることもある。


うーん…日本人でよかった。世界中の美味しい料理が食べられるもんね。オススメです。(・∀・)