私の座右の書のひとつ、手塚治虫の「ブッダ」。小学校の頃からどれだけ反復してきたことか。そして読む度に感動がよみがえる。お釈迦さまって偉大だー!(・∀・)
さて、この本は、お釈迦さまの教えをシンプルにわかりやすく現代語訳したものなのだ。そのエッセンスを紹介しよう。
・花摘みの上手な人は、美しい花だけを摘んでいくものです。賢い人は「よい言葉」のみを、自分のものとします。「悪い言葉」をひろい集める必要はありません。
・ミツバチは、花を傷つけることなく、蜜をとっていきます。賢者もまた、相手を傷つけることなく、相手の長所を自分のものとします。
・人から頼まれごとをされたときは、貧しい中から、与えられるものを与えなさい。天から恩恵を与えられるでしょう。
・愚かな人は「私には子がいる」と言って子どものことであれこれ悩み、「財産がある」と言って威張ります。けれど、そもそも自分自身の体でさえ、自分のものではないのです。財産や子どもも、自分のものではありません。
・旅にでるときは、自分よりも優れた者と行きなさい。もし自分よりも優れた人や、同じくらいの人がいなかったら、キッパリと自分一人で行きなさい。愚かな人と一緒に行ってはいけません。
・もし自分の行為が、不幸な結果をもたらしたとしても、怒ってはいけません。怒る以上の不幸など、この世には存在しないのですから。
・「健康」は最大の宝です。「信頼」できる相手は、最高の宝です。「満足感」は最上の宝です。
・やっていて「楽しい」と思えることを、続けて行きなさい。楽しいと思えることが、あなたの「進むべき道」となります。
・この世には、誰からも避難されない人などいません。黙っていても非難され、多くを語っても非難され、少し語っても非難されるものです。
・人間として恥ずかしいことを、恥ずかしいと思わずに行なう人は、地獄へ堕ちます。
はあ…いいねえ。お釈迦さまってステキ。オススメです。(・∀・)