2011年に独立国家を樹立し、新政府内閣総理大臣に就任した坂口恭平氏。その発想と著作は実にオモシロイよね。(・∀・)
さて、この本。「祖父危篤の知らせに故郷の熊本に戻った僕は、認知症の曾祖母と再会。彼女に導かれるように出かけたドライブで、徘徊老人を乗せて時空を旅するタクシー会社を思いつく。この世にボケ老人なんていない。彼らは記憶の地図をもとに歩いているだけなんだ。『独立国家のつくりかた』の著者による新しい知覚と希望に満ちた痛快小説!」そのエッセンスを紹介しよう。
「徘徊タクシーはじめました!」
ボケてしまった親の徘徊に困っている…
車に轢かれそうになった…
会話が弾まない…
介護に疲れた…
認知症の家族を介護されている方に朗報!
二十一世紀に誕生した新しいサービス
その名も「徘徊タクシー」!
認知症になってしまった親を見て絶望してしまう人が増えてます!
「実はボケ老人なんて一人もいないのではないか?」
彷徨っているように見えて、実はその徘徊には目的地がある。それならば徘徊を
嫌悪するのではなく、むしろ積極的に、しかも安全に行うきっかけを作ってみよう。
こうして「徘徊タクシー」が生まれました。
徘徊タクシーにご乗車になられた後にはきっと満足した親御さんの笑顔が見られるでしょう。また、認知症への見方が変わり、家族間のコミュニケーションの円滑化にも効果的だと自身を持ってオススメします!
二十一世紀の福祉の鍵は「介護」ではなく「新しい知覚」です。現実は病気ではなく、新しい世界の入口かもしれません。
徘徊という記憶による時空の旅をエスコートする「徘徊タクシー」。ぜひお試し下さい。
ご依頼は090−8106−4666まで。
料金は目的地までの往復運賃一律千円。
特に、後半の「M31」のエピソードは泣ける…。(T_T)
実際に誕生するとオモシロイねえ。オススメです。(・∀・)