「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神」(水野敬也)

数年前に一世を風靡したベストセラー、「夢をかなえるゾウ」(・∀・)テレビドラマにもなったね。

その第二弾があったとは知りませんでした。またオモシロイよー!今度はガネーシャと貧乏神と売れないお笑い芸人のやりとりがまたオモシロイ。そしてその中に成功へのツボとコツが隠されている。そのエッセンスを紹介しよう。



「で、でも、300万ですよ!?そんな大金、何に使ったんですか!?」

『オレオレ寄付』やね」

『オレオレ…寄付…?

「見知らぬ老人の家に電話して『オレ、オレ』言うて。『オレやけど、最近まとまった金入ったから少し送らせてや』て頼んでな」

(冗談か?冗談で言っているのか?ていうか冗談だと言ってくれー)

「しかし不思議なもんやねえ。老人ちゅうのはお金振り込め言うたらポンポン振り込むくせに、お金振り込ませてほしい言うたら『そんな気を遣わなくていい』『金は自分のために使え』てなかなか振り込ませてくれへんねんな。せやからワシも意地になってな、『いままで迷惑かけてきたんやからこれくらい受け取ってや』『これ受け取ってもらわれへんとワシの方がつらいねん』言うてな。最後は泣き出す人までおって大変やったわ。でも、やってみたらやってみたで気持ちええもんやねえ。やっぱり『人に与える』ってええなあ



「いらっしゃいませ、ご主人様♡」

「おわぁ!」

「私はメイドのヨシコと申します。余命の「余」に「死」ぬ「子」と書いて余死子です

「いや、あの…ここ、どこですか?」

「当店は『冥土喫茶』です」


仕事、お金、人間関係、幸せ…人間の悩みなんちゅうのはいつの時代も同じや。そんで本ちゅうのは、これまで地球で生きてきた何億、何十億ちゅう数の人間の悩みを解決するためにずっとむかしから作られてきてんねんで。その『本』でも解決できへん悩みちゅうのは何なん?自分の悩みは地球発の、新種の悩みなん?自分は悩みのガラパゴス諸島なん?


『言葉』というのは、その人の一番最初の行動ですからね。私たち貧乏神は人間をみるときは言葉に注目するのです。貧乏神から嫌われるのは『他の人が気づいていない長所をホメる』という行動です。そういうホメ方をされてうれしくない人はいませんから。


『ゴッド・オブ・コント』
のネタが実にオモシロイ。オススメです。(・∀・)