ネコが大好き。きっと私の前世はネコだったのだろう。将来の夢はネコ屋敷に住むこと。私が総理大臣になったら、エネルギー政策として、一人に一匹、ニャンコを配布。これで暖房費を削減するのだ!
さて、この本。人間学ではなくて「ネコ学」なのだ。ニャンともこの表紙のニャンコは凛々しくてキャワゆーい!(ΦωΦ)
猫の心理と行動の背後にある原理をていねいに解説。そのエッセンスを紹介しよう。
・猫は、その祖先であるアフリカヤマネコからほとんど変化していない。単独で狩りをし、他の猫と一緒にいる必要もない。猫は群れの仲間に助けてもらう必要がないのである。それでも、猫はエジプト時代から私たちの周りで暮らし、猫と人間の関係は互いにとって有益なものだ。猫は害獣をやっつけてくれるし、私たちは猫と一緒にいると楽しいのだ。けれども私たちは、犬と違って、猫を思い通りに作り変えることは決してできなかった。肉体的にも、精神的にも。猫はきわめて自立した存在のまま、それでいて私たちの生活の中に深く入りこんできた。
・この本は、猫という動物がどのように機能するか、そしてそのことを、日常的に、あるいは何か問題が起きたとき、猫と人間が絆を築くのにどう役立てられるのかを説明している。猫についてもっと知れば、あなたは猫がますます好きになるだろう。さあ、猫との会話を始めよう。
・猫はおそろしく正確な「体内時計」をもっていて、毎日同じ時刻に学校から帰ってくる子どもを迎えに出たり、毎晩同じ時刻に餌のボウルの前で待っていたりする。
・さらに不思議なのは、家から遠く離れた、一度も行ったことのなにところまで飼い主を探しに行く猫の話だ。その一例が、300キロ離れた新しい家に飼い主が越すときに、置き去りになった猫が、後日引越し先に現れたのである。いったいどうやって正しい方向を割り出せたのか、ましてやそれほど遠くの引越し先の家をどうやって特定できたのかは完全な謎だが、このような報告例はたくさんある。
ああ〜!ニャンコ飼いたい!一緒に暮らしたいっ!オススメです。(ΦωΦ)