「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「将棋の駒はなぜ40枚か」(増川宏一)

このブログでも何度も紹介しているように、「将棋」と「将棋指し」が大好きである。(・∀・)

さて、なぜ将棋盤は、9×9なのか?なぜ40枚の駒なのか?この独特の日本将棋はいかにして成立したのか? かつて貴族の遊戯だった大将棋が、庶民の遊びの少将棋へと発展していく過程を豊富な資料から解き明かすスリリングな歴史。そのエッセンスを紹介しよう。


・将棋は、確かに考案された頃の将棋とは異なっている。枡目の数が違っている。世界中で広く遊ばれているチェスや将棋は、源が同じである。古代インドで考案されて、西に伝わってチェスに、東に伝わって将棋になった。ごく近い親戚であるのに、枡目の数がどうして違うのか。それだけではなく、敵味方を合計して駒数が40枚なのは、日本の将棋だけである。この理由を探ってみようというのが本書の試みである。



大将棋は「将棋」に比べて駒の種類や数も増えて、新しく銅将、鉄将、横行、猛虎、飛竜、奔車、注人の七種類の駒が加えられている大将棋は実際に存在するか空想上の動物、物質又は将兵の位と共に、駒の進み方だけを示した名前になっている。


なるほどー!そんな歴史があったわけねー!将棋ファン、必読です。オススメです。(・∀・)!