ちょうど20世紀が始まる1901年(明治34年)に読売新聞と合併する前の報知新聞が100年後の日本を予測している。お正月の気楽な記事であった。しかし、それは20世紀の日本の「情報」「エネルギー」革命を予言的に言い当てていた。この記事は100年前の文語体で書かれ、技術用語も分かりにくい。改めて現代風に直して。100年前の「100年後の予測」を紹介してみる。
【実現した予測】
1 「無線電話」…携帯電話も登場
2 「遠距離の写真を撮る」…テレビの実現
3 「野獣が滅びる」…絶滅危惧種の増加
4 「7日で世界一周」…2日で世界一周
5 「空中から攻撃」…宇宙からの攻撃も可能
6 「冷暖房空調」…実現
7 「温室栽培」…遺伝子操作栽培まで登場
8 「40?離れても恋を語れる」…何万?離れても会話可能
9 「写真電話」…兄弟テレビ電話も登場
10 「写真電話で買い物」…インターネットで世界中の物が買える
11 「電気の燃料」…実現
12 「高速鉄道」…新幹線の登場・リニア鉄道の建設
13 「空中と地下の市街鉄道」…モノレール、地下鉄の発達
14 「海を渡る鉄道」…海峡トンネルの実現
15 「人の身長が180cm」…若者たちが達成
16 「苦痛のない手術」…麻酔、臓器移植も登場
17 「馬に替わって自動車」…2人に1台の自動車普及
18 「教育の普及」…高校進学率97%、大学進学率50%
19 「電気の輸送」…実現
【実現できなかった予測】
1 「蚊と蚤の絶滅」
2 「大砲で台風を消滅」
3 「人と獣が会話」
…す、スゴイ!(*_*) じゃあ、今からの100年後って!?信じられない進化になるよね!(・∀・)!