「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「高校球児に伝えたい!プロでも間違う守備・走塁の基本」(高代延博

子供の頃から野球ファン。野球が大好きで大好きでタマラナイ。24時間野球の話ができると自負している私。(・∀・) さて、高代延博氏といえば、野球ファンならわかるだろう。元日本ハムの名選手であり、「ノック名人」としてWBC日本代表コーチを務めた著者が、プロも知らなかった守備・走塁のイロハを徹底解説。そのエッセンスを紹介しよう。


・2013年春、私は光栄にもWBCに出場する侍ジャパンのスタッフに選ばれた。選びぬかれた超一流のメンバーの集まりは、打撃、守備、走塁、投手、すべてにおいて三度目の世界一を狙うにふさわしい技術を持った面々が顔を揃えた。しかし、である。そんな高いレベルのプロフェッショナルでも、守備、走塁面において、間違った解釈、間違ったテクニックのままプレーしている選手が少なくなかった。


・トッププレーヤーとは求道者である。彼らは貪欲に守備の疑問をぶつけてきた。松田宣浩本多雄一坂本勇人がそうだった。メジャーを経験した松井稼頭央は、わざわざ自分の守備のDVD映像に収め、一緒にチェックし欲しいと意見を求めてきた。常に一歩前へ一方上のレベルアップを目指し、現状に満足することがない。


実はアマチュア時代から、ずっと間違ったことを教えられ、それを信じたまま才能と努力だけでプロの世界までやってくる選手は少なくない。今回この本を出版したのは、「後悔を若い人たちにして欲しくない」という思いからだ。高校生の段階から正しい知識を頭に入れて練習に励めば、野球が上手くなるために遠回りをしなくとも済む。世の中には山ほど野球の教則本は出ているが、本当の守備の基本、走塁の基本とは何かをわかってもらえればと考えたのである。


特に、「ゴロ捕球の正しい位置は、股の下で」「ボールは点ではなく線で捕る」「グローブは『横使い』すべし」「グローブの『恨めしや』は最悪」「捕球時に片ヒザをつくな」「遊撃手のノーステップスローは真ん中より右で捕る」「カットマンの特殊なポジショニングと前後の動き」「外野手の捕球位置は左足の左」などなど。

中にある『走塁マニュアル』は、野球の指導者は100万円出しても欲しくなるんじゃないかな!?野球ファン必読!読むべし!(・∀・)