・毎月のようにお世話になっている新幹線。私と同じ昭和39年の誕生だよね。そして、今、ちまたで話題になっている鉄道整備株式会社、通称テッセイは、旧国鉄時代の昭和27年に設立されたJR東日本のグループ会社。彼らのメインの仕事は、車両や駅内の「お掃除」。とても大切で、なくてはならないけれど、地味で、目立つことのない仕事です。そうした「縁の下の力持ち」的な会社がツイッターだけでなく、多くのメディアでも取り上げられています。7分間で完璧に清掃する「世界最速」の清掃会社。列車の入線時や清掃の前後に一礼を欠かさない「礼儀正しい」会社。
新幹線の車両清掃会社がなぜ、これほどメディアの関心を集めるのか?この会社で働く人たちはなぜ「お掃除の天使たち」とまで呼ばれるようになったのか?そして知られざるドラマとは!?そのエッセンスを紹介しよう。
・「お掃除の天使たち」が一日に清掃を行う車両本数は、約110本、車両数は1,300両、業務シフトは早組と遅組の2交代制。始発の6時から最終の23時まで一日11組が担当します。1チーム(組)の基本編成は22名。多いときには一日約20本の車両清掃を担当します。
・東京駅の東北・上越新幹線などの折り返し時間はわずか12分。降車に2分、乗車に3分かかるので、清掃にさける時間はわずか7分。その間に、車両清掃、トイレ掃除、ゴミ出し、座席カバーの交換、忘れ物のチェックなどを完璧に終える。それがテッセイの車両清掃チームの任務です。
・普通車は原則1両を一人で担当します。客座数は約100。約25mの車両を突っ切り、座席の下や物入れにあるゴミをかき集めていきます。ボタンを押して、座席の向きを進行方向に変えると、今度は100のテーブルすべてを拭き、同時に窓のブラインドを上げたり、窓枠も拭いたりします。座席カバーが汚れていれば、それを交換するのも彼らの仕事です。
すごいなあ…掃除業界の中のトップ3%だね。オススメです。(・ω<)