「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「全国鉄道なるほど事情」(川島令三)

f:id:lp6ac4:20210629051041j:plain

毎日、京急で通勤してる。あの赤い電車京急大好き!ときどきブルートレインや幸せを呼ぶ「イエロー」は一車両しかなかったり、と「アイラブ京急」なのだっ!

 

さてこの本。ワタシの好きな鉄道ネタ。「通勤・通学で何気なく利用している電車――。車両の設備や運行サービスなど、自分では「これが当たり前」と思っていた常識が、他の地域に行ってみると全然違って驚かされることがあります。例えば、首都圏の電車の「ロングシート」に慣れた人は、背もたれを移動して座席の向きを変えられる「転換クロスシート」の存在を知らない人も多いのでは?本書は、鉄道ファンに絶大な人気を誇る著者が、日本各地の“鉄道なるほど事情”を徹底解説」そのエッセンスを紹介しましょう。

 
鉄道でなにか新しいことをしようとすると、数々の障害が立ちふさがる。その典型的な例は東海道新幹線である。東海道新幹線の構想が出たとき、まず最初に「鉄道は斜陽産業、高速道路と空港を造った方がよい」という、もっとも基本的な反対意見が出た。続いて時速200キロを出すのは危険」と世論が反応した。それだけではなく、ハード面、ソフト面、制度面でも、いろいろと克服する必要があった。これらをすべて乗り越えたのは「新幹線を造る」という強い意志であった。
 
・関西におけるほかのJR各線や私鉄も、スピードとサービスが首都圏よりもよくなっています。その理由として、よく関西は私鉄とJRとが並行していて競争状態にあるから」といわれます。関西流にいう「イライラしい」があることも見逃せません。それに「マイ電車」とう、これも関西人独特の気風が加わります。「イライラしい」の人は、遅い電車に見向きもしません「もっと速く走らせい」と鉄道会社に文句をいいます。
 
「新しい電車はステンレスカーに限る?」「「ローコスト電車」ってなんのこと?」「「六扉車」の功罪とは?」「短距離日本一の電車とは?」「京阪本線の正体は路面電車だった」JR九州には専属デザイナーがいる(水戸岡鋭治)」など。

 

なにげに毎日お世話になっているけど、感謝、感謝だね。より鉄道が身近に感じる本。オススメです。(・∀・)

 

f:id:lp6ac4:20210629051041j:plain