毎日、京急で通勤してる。あの赤い電車!京急大好き!ときどき「ブルートレイン」や幸せを呼ぶ「イエロー」は一車両しかなかったり、と「アイラブ京急」なのだっ!
さてこの本。ワタシの好きな鉄道ネタ。「通勤・通学で何気なく利用している電車――。車両の設備や運行サービスなど、自分では「これが当たり前」と思っていた常識が、他の地域に行ってみると全然違って驚かされることがあります。例えば、首都圏の電車の「ロングシート」に慣れた人は、背もたれを移動して座席の向きを変えられる「転換クロスシート」の存在を知らない人も多いのでは?本書は、鉄道ファンに絶大な人気を誇る著者が、日本各地の“鉄道なるほど事情”を徹底解説」そのエッセンスを紹介しましょう。
・鉄道でなにか新しいことをしようとすると、 数々の障害が立ちふさがる。 その典型的な例は東海道新幹線である。 東海道新幹線の構想が出たとき、まず最初に「鉄道は斜陽産業、 高速道路と空港を造った方がよい」という、 もっとも基本的な反対意見が出た。続いて「 時速200キロを出すのは危険」と世論が反応した。 それだけではなく、ハード面、ソフト面、制度面でも、 いろいろと克服する必要があった。 これらをすべて乗り越えたのは「新幹線を造る」 という強い意志であった。
・関西におけるほかのJR各線や私鉄も、 スピードとサービスが首都圏よりもよくなっています。 その理由として、よく「 関西は私鉄とJRとが並行していて競争状態にあるから」 といわれます。関西流にいう「イライラしい」 があることも見逃せません。それに「マイ電車」とう、 これも関西人独特の気風が加わります。「イライラしい」の人は、 遅い電車に見向きもしません。「もっと速く走らせい」 と鉄道会社に文句をいいます。
「新しい電車はステンレスカーに限る?」「「ローコスト電車」 ってなんのこと?」「「六扉車」の功罪とは?」「 短距離日本一の電車とは?」「京阪本線の正体は路面電車だった」 「JR九州には専属デザイナーがいる(水戸岡鋭治)」など。
なにげに毎日お世話になっているけど、感謝、感謝だね。より鉄道が身近に感じる本。オススメです。(・∀・)