「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「困った隣人 韓国の急所」(呉善花・井沢元彦)

おかげさまで、昨日でブログが連続2,600日続きました。いつも読んでいただいている読者の皆様、ありがとうございます。

さて、マスコミでいつも問題になる、日韓の民族問題。双方の誤解の源がどこにあるのか?なぜ両者は理解しあえないのか?その原因を探るというのが、本書の狙い。そのエッセンスを紹介しよう。


・そもそも韓国の社会では、賄賂や利益斡旋などはとくに悪いことだと考えられていません。便宜を図ってやったのだからお礼を貰って当たり前、そこに公私の区別はありません。このレベルの意識・習慣が、生活現場からビジネス、国政にまでストレートに及んでいる。そう言えばわかりやすいと思います。


詐欺、横領、背任、贈収賄のいずれも、韓国はトップクラスで、日本は最低クラスですから、まったく正反対の国であることわかります。日本のオレオレ詐欺が多発していますが、韓国の詐欺件数は日本の約6倍もあります。


・韓国では、近代に入って民族意識を持つようになってから、対外国たとえば対日本となったときに、わが民族はわが民族、血がつながっている一つの家族だという意識が全面に出ます。でも国の内部ではそんな意識はまったくなくて、わが家族以外は容易に信じてはならない赤の他人です。ですから「他人を見れば泥棒と思え」というのは、単なるよそ者への注意の喚起ではなく、韓国では本音中の本音なんですね。


韓国では多くの人が自転車に乗れません。これも汗水流すことを卑しむ伝統の一つの現われです。韓国は圧倒的な自転車少数国なんですね。韓国へ行くとわかると思いますが、ソウルはどこもかしこも車だらけで自転車はほとんど見ることができません。


韓国社会では、とても勝ち負けにこだわる社会です。それはきわめて単純なことで、勝てば「優者であり、強者であり、上に立つ者」、負ければ「劣者であり、弱者であり、下に立つもの」という優勝劣敗の価値観です。韓国人が勝ち負けにこだわり、出身や学歴にこだわるのは、その実質的な内容よりも外形・外貌を重視するからです。その典型が、自他ともに認める「整形共和国・韓国」に蔓延している「美人病」なんですね。いまでは「外見」が「能力」とまでされています


・わかりやすく言えば、一つには過去を反省することがないからです。以前の考え方や古い時代の価値観が間違っていたとなれば、普通は反省して自己を革新するというか、考えを改めていきますよね。韓国にはこれがないんです。


日本人は延々と怨み続けることが大嫌いな人たちです。怨んでいても必ずどこかで「もう過去のことは問わない、すべてを水に流そう」と言って和解していきます。それは、日本人に言わせれば「人間なら当たり前のこと」でしょうが、韓国では怨み続けるのが「人間なら当たり前のこと」です。このように、日韓では人間観そのものが正反対に違うんです。


その他、「なぜ、歴代韓国大統領には、まともに余生を全うした人がいないのか」「虚飾・虚言・捏造がまかり通る」など。

いつか日韓とも、わかりあえる日がくるといいね。っていうのも日本風なのかな。オススメです。(・ω<)