この絵本には感動した!(T_T) 難民キャンプに暮らす少女たちの友情の物語なんだけど。
「ともだちとは?」「ものをたいせつにするとは?」など何か忘れていたものを思い出させてくれたような気がする。そのエッセンスを紹介しよう。
難民キャンプのリナ 救援活動家のおじさんたちが、古着を分けていた。
みんな少しでもいいものをもらおうと、おしあいへしあい。
リナはなんでもいいから、つかもうとした
真新しいサンダルが片方だけのこっていた。青い花飾りがるいた黄色のサンダル。
もう2年もくつをはいてなかった。
もう片方を探していると、近くにいた女の子フェローザがもう片一方を履いている。
リナはいう「ふたりのものだよ。あなたがきょう、ふたつともはいて、あしたは、わたしが、ふたつともはくの。ともだちのしるしだよ」
フェローザは笑顔になると、サンダルをうけとってはきました
「明日はあなたのばんね」
家族を失ったリナとフェローザ。
ふたりは学校にも行けない。ふたりは地面に名前を書いて練習しました。
ふたりはいっっぱいいっぱい話をしたり、夢を語りました。
あるときリナはリストに名前が載り、アメリカにわたることに。
フェローザはありません。フェローザはサンダルをリナにわたしました。
「はだしじゃアメリカにいけないでしょ」フェローザはリナを抱きしめました
出発の日、別れの日。リナの足には本物の靴が。
「はい、今日はあなたがはくばんだよ」
「まって、かたほうは、あなたがもっていて」
「かたほうだけじゃこまるでしょ?」とリナ
「思い出のサンダルだから、ともだちのしるしだよ」
リナの頬を涙がつたいました。
「アメリカでまた一緒にはこうね。きっとだよ」
…はあ〜…いいことばだねえ。「ともだちのしるしだよ」かあ…(T_T)
親子で読むといい絵本だね。オススメです。(・∀・)