「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「ともだちのしるしだよ」(カレン・リン・ウィリアムズ)

 

この絵本には感動した!(T_T) 難民キャンプに暮らす少女たちの友情の物語なんだけど。
「ともだちとは?」「ものをたいせつにするとは?」など何か忘れていたものを思い出させてくれたような気がする。そのエッセンスを紹介しよう。


難民キャンプのリナ 救援活動家のおじさんたちが、古着を分けていた。
みんな少しでもいいものをもらおうと、おしあいへしあい。
リナはなんでもいいから、つかもうとした


真新しいサンダルが片方だけのこっていた。青い花飾りがるいた黄色のサンダル。
もう2年もくつをはいてなかった。


もう片方を探していると、近くにいた女の子フェローザがもう片一方を履いている。
リナはいう「ふたりのものだよ。あなたがきょう、ふたつともはいて、あしたは、わたしが、ふたつともはくの。ともだちのしるしだよ」


フェローザは笑顔になると、サンダルをうけとってはきました

「明日はあなたのばんね」


家族を失ったリナとフェローザ。


ふたりは学校にも行けない。ふたりは地面に名前を書いて練習しました。
ふたりはいっっぱいいっぱい話をしたり、夢を語りました。


あるときリナはリストに名前が載り、アメリカにわたることに。
フェローザはありません。フェローザはサンダルをリナにわたしました。


「はだしじゃアメリカにいけないでしょ」フェローザはリナを抱きしめました


出発の日、別れの日。リナの足には本物の靴が。

「はい、今日はあなたがはくばんだよ」


「まって、かたほうは、あなたがもっていて」


「かたほうだけじゃこまるでしょ?」とリナ


「思い出のサンダルだから、ともだちのしるしだよ」


リナの頬を涙がつたいました。


アメリカでまた一緒にはこうね。きっとだよ」


…はあ〜…いいことばだねえ。「ともだちのしるしだよ」かあ…(T_T)
親子で読むといい絵本だね。オススメです。(・∀・)