「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「昭和酒場を歩く 東京盛り場今昔探訪」(藤木TDC)

私もトシのせいか、昭和モノのノスタルジックな話題が好き。気になってしょうがない。(・∀・)

さて、この本。「居酒屋」じゃない、「飲み屋」じゃない、「酒場」だよ、「酒場」だよ!しかも「昭和」!昭和の原風景を感じさせる酒場=「昭和酒場」を訪ね歩く、異色の盛り場歴史ガイドなのだ。そのエッセンスを紹介しよう。


・本書「昭和酒場を歩く」は、東京の各所にある酒場の生い立ち、そしてそこで生業を立てている人々の生活と意見、景色の変わり方などを記録したものである。都内の多くの駅前が再開発や災害対策の名のもとにテナントビルに埋められてゆき、平屋や二階建ての木造店舗がどんどん解体され、ビルに新築されていく昨今。風景の画一化は思いのほか速度を早めている。

ところが、なぜか◯◯横丁や☓☓小路などと名づけられた小さな酒場街は、比較的昔のままの姿をとどめており、60年代以前に開業した居酒屋・小料理屋がそのままの造作で営業していたりする。理由は各所それぞれ違っているが、共通するのは酒場を、店を長い間支え続けている酔っぱらいたちがいることだ。昭和酒場をめぐる度は単なるタイムトリップではない。日本人の本質を再認識し、実感する旅である。本書とともに、その度にご一緒しましょう。


「新宿思い出横丁〜ゴールデン街」「大井町東小路~大井新地」「横浜~野毛酒場街」「三軒茶屋」「新橋ガード下」「有楽町ガード下」「神田ガード」「巻末番外地・昭和グランドキャバレー」などなど。

よし!今夜は昭和酒場に出没だー!オススメです。(・∀・)