- 作者: 北羽新報社編集局報道部
- 出版社/メーカー: 藤原書店
- 発売日: 2012/11/19
- メディア: 単行本
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さて、125年の歴史をもちながら、過疎化でついに廃校になった小学校。そこは読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏の母校だった。そこに2万冊の書籍を寄贈。住民たちの力で分類整理し行政も巻き込んで、廃校を「図書館」に新しく蘇生させた全記録なのだ。そこには感動的なドラマがあった!
「雑誌類は除いて約二万冊を予定している。送料・書架代については私が負担したい。寄贈する施設や地域はどこでもよいが、散逸するのはできるかぎり避けてもらいたい。地元住民はもちろん、近隣市町村からも利用でき、しかも地元との交流や他の利活用の場として、一助になればよい。それが鯉川であれば一番よいのだけれど」
・ずっと大切にできるものが生まれた。
・図書の仕分けは、みんなが交流できる良い機会になった
・集まれる場所ができて、楽しかった。
・やればできるんだと自信になった
・ここは、わが家みたいなもんだな。いつまでも続いてほしい
・いつでも読むことができるんだなと思うと、うれしくって。
その他、「廃校そして文庫ができるまで」「過疎化そして消える学校」「仕分けボランティア奮闘記」「橋本五郎文庫が蒔いた種」「なぜ図書館をつくろうとしたのか」…など。全国的に問題となっている廃校の利活用、少子高齢化が進むコミュニティの再生のヒントになるよね。オススメです。(^^)
▲ 中曽根康弘氏が書いた看板