「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『杏仁豆腐はキョウニンドウフが正しい!』(根本浩)

大学の頃、付き合った彼女と横浜中華街にはじめて行った時のこと。デザートのメニューを見て、言ったひとこと。彼女が「キョウニンドウフ食べたい」。(^^ゞ

いや〜この本はびっくらこいたー!タイトルがすごいでしょ。「杏仁豆腐」って本当は「キョウニンドウフ」って読むって知ってた!?そんな大人が読み間違うと恥ずかしい漢字のオンパレード。そのエッセンスを紹介しよう。



あなたは、相殺をソウサツと読む人を見て、この人と仕事をしようと思えますか?
あなたは、粗利益をソリエキと読む人に、会計を任せようと思いますか?
あなたは、サンユと読む産科医に、赤ちゃんを取り上げてほしいと思いますか?


漢字が読めない人間は、この日本社会で信用されることは難しいのです。この本は大人が読み間違ってはならない漢字を読むための本です。もっと言えば、読み間違えると、社会では命取りになりかねない漢字を取り上げた本でもあります。



・杏仁豆腐(×あんにんどうふ ○きょうにんどうふ)

・婉曲(×わんきょく ○えんきょく)

・施行(工事の時 ×しこう ○せこう、法令等の時 ×せこう ○しこう)

・花街(×はなまち ○かがい)

・赤銅(×あかどう ○しゃくどう)

・他人事(△たにんごと ○ひとごと)

・健気(×かたぎ ○けなげ)

・乳離れ(△ちちばなれ ○ちばなれ)

・頌春(×こうしゅん ○しょうしゅん)

・大地震(△だいじしん ○おおじしん)

「おおじしん」とは、広域に被害を及ぼす地震のこと
「だいじしん」とはマグニチュード7以上のものに使われ、基本、「大中小」自身の区切りの中の一つとして使われる。

・終の栖(×ついのす ○ついのすみか)

・心算(つもり)

香具師(やし、てきや)

・阿る(おもねる)

・具に(つぶさに)

・不貞不貞しい、太々しい(ふてぶてしい)

・剽軽(ひょうきん)

・仄々(ほのぼの)

・仙人掌(さぼてん)


今年は漢字力を身に付けよう!オススメです。(^。^)