「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜ドラえもんは名コーチ!?…『ドラえもんのことば』(横山泰行

ドラえもんのことば

ドラえもんのことば

著者の横山泰行氏は、富山大学名誉教授で教育学者は大学で真面目にドラえもんを研究し、ドラえもん学」を提唱しているのだ。(^<^)

マンガ「ドラえもん」の神髄は、ドラえもんの「ことば」にあったのだ!ドラえもんファンはもちろんのこと、『ドラえもん』をあまり読んだことがない読者も共感できる名言集。そのエッセンスを紹介しよう。


ドラえもんはトーキョーのマツシバロボット工場で、子守り用猫型ロボットとして、2112年9月3日に誕生。ドラえもんはロボット学校を卒業後、のび太の孫の孫(玄孫)にあたるセワシくんの家にスカウトされる野比家では、のび太が生前に残した莫大な借金を百年たっても返しきれないため、未だにとても貧乏でした。そのため、二十二世紀においても、十歳になったセワシの今年のお年玉はたったの五十円でした。

子どもの頃から勉強もダメ、スポーツもダメ、ジャンケンさえ勝ったためしがない。大人になっても全く冴えず、ろくな目にあいません、。そんな、不甲斐ないご先祖様ののび太を大改造するため、セワシドラえもんを二十世紀ののび太のもとに送り出し、面倒を見させる決心をしました。


ドラえもんはコーチ、つまり優れた指導者であり、特に弱者に対して、卓越した「コーチング力」を身につけていました。本書ではドラえもんの「コーチングマインド」「行動と学びを促すことば」「感情を行動につなげることば」「時間の大切さに気づかせることば」「陰から支えることば」「互いの信頼を表すことば」「仲間との協調を生むことば」の六つにまとめました。



・三日坊主はいちばんわるい。


いっぺんでいいから本気で悩んでみろ!!自分というものをしっかりみつめろ


・障害があったらのりこえればいい。道をえらぶということは、かならずしも歩きやすい安全な道をえらぶってことじゃないんだぞ。


・なにかしようと思ったら、そのことだけに夢中にならなくちゃだめだ。


・男だろ!これからひとりでやっていくんだ。きみならできる!!


・人にできて、きみだけにできないなんてことあるもんか。


・もっと気もちをいきいきとあらわせよ。


くやしくないのか!?あんなこといわれて。


・なやんでるひまに、一つでもやりなよ。


・いやなことはハッキリいやといわなきゃだめじゃないか!


やはり人間の成長には、きびしくしかってくれる人も必要なのさ。


やるべきことは、ぱっぱっとやらなくちゃ


毎日の小さな努力のつみ重ねが、歴史を作っていくんだよ!!


・未来は過去とちがって変わっていくこともないではないからな。ふとしたはずみで。


科学は人間の生活を豊かにしたが、同時に心をまずしくしたのではあるまいか!!


・負けてもいいから ぶつかって行こうという気になれないの?


・このへんで目を覚まし、がんばってみる気にならない?


残酷なようだけど、ほったらかしておこう


・なんでもちょっとうまくいかないと すぐに投げ出すようじゃ、ろくなことにならない。


・きみがいじめられたら、どんな気がする。自分がいやなことは人にもするな。


みんながひとつの目的に力を合わせる…すばらしいことだなあ。


ドラえもん学コロキアム
http://www3.u-toyama.ac.jp/doraemon/

BOOK〜頑張らない、無理しない…『のび太という生きかた』(横山泰行)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20071208

BOOK〜ドラことば…心に響くドラえもん名言集
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20070216