「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『日本人にしかできない「気づかい」の習慣』(上田比呂志)

ディズニーと三越で学んできた日本人にしかできない「気づかい」の習慣

ディズニーと三越で学んできた日本人にしかできない「気づかい」の習慣

最近、ディズニー関係の本、通称、ディズニー本が多いよね。(^。^) このブログでも何冊も紹介してるよね。


BOOK〜『ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと』(鎌田洋)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20120809

BOOK〜『ディズニー式サービスの教え』(小松田勝)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20120501

BOOK〜『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』(福島文二郎)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20111026


さて、由緒ある料亭に生まれ、三越とディズニーを経験したと著者が語る、ディズニーにも超えられなかったものとは?日本人にしかできない「気づかい」とは?そのエッセンスを紹介しよう。




料亭では心を、三越ではスキルを、ディズニーには仕組みを。これが、私が身につけてきたことです。そして、日本と世界とを見てきてわかったことは、「日本にはディズニーにも越えられなかったものがある」ということでした。
それが「日本人にしかできない気づかい」なのです。気づかいとは、他社を虞ることです。
相手が「欲しい」と言う前にその気持ちを汲みとり、さりげない行動で示す。
相手のことを思い、自分がしたいからそうする。
これが、日本人にしかできない気づかいだと思うのです。


気づかいというのは文化的なものです。これは、日本が古くから培ってきた空気のようなものです。だから日本に触れたことのない人だとその感覚がわかりません。逆に、日本で育った人であればその感覚は必ず備わっています。気づかいの能力というのは、数値化することはできません。言葉では言い表せない感覚が、気づかいの能力を左右するのです。


・自分が大切だと思っている人に対して、「この人は何が好きなんだろう?」「何をしたら喜んでくれるんだろう?」と考え、実際にしてあげること。これが気づかいの本質です。


・他の人を動かしたいと思うのなら、感情や行動を含め、まずは自分をコントロールすることを覚えねばなりません。


・ディズニーでは、マネージャーを中心にこうしたストーリーをスタッフ間で共有するようにしています。ストーリーとは、一体感やモチベーションを生む原動力です。本当にいいストーリーに出会えると、奥底の感情がうずき、何かせずにいられない。そんな気持ちになり、スタッフの間で一体感がどんどん生まれてくるのです。


なるほど!やっぱりストーリーが大切なんだね。ひと味違うディズニー本です。オススメです。(〃⌒ー⌒〃)∫゛