「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『大事なことは先のばしにしなさい』(香山リカ)

大事なことは先のばしにしなさいー迷ってばかりのあなたがうまくいく32の法則ー

大事なことは先のばしにしなさいー迷ってばかりのあなたがうまくいく32の法則ー

立教大学教授で精神科医でもある香山リカ氏。(^_-)-☆15年位前の勉強会でご一緒したことがある。実に素敵な女性であった。(^。^)さて、この本はある意味名著ですよ!ただし次の注意事項を読んでね。




【ご注意】



自分に自信のある人、もっと成長したいと前向きに日々をがんばっている人は、決してお読みにならないでください。


毎日、頑張っていて、アクセルを踏み続けていてメンタルが疲れている方には、目からウロコのメッセージが並ぶ。そのエッセンスを紹介しよう。



・電車での移動中は、寝るか音楽を聴くかスポーツ新聞を読むか。診療中は「次の方どうぞ」と患者さんを呼び入れる合間に引き出しに隠してあるお菓子を食べます。この「一瞬のお菓子タイム」は私にとってとても大切なものなので、、病院に行く前には必ずコンビニに寄って新しいチョコなどをチェックすることを忘れません。もちろん。大学の授業中にも、学生にミニレポートを書かせたりグループで意見をまとめさせたりしながら、ファイルに入れてきた雑誌コピーを読んだり地元の友だちにハガキを書いたり。このような細切れ休みを足すと、一日、何時間にもなると思います。

このように仕事の合間や移動中でも、やろうと思えばそれなりに休んだり気分転換を図ったりすることはできるはずです。しかも私の場合、ゴルフとか海外旅行とか時間のかかる趣味はないので、それよりも一日の中で「5分×15回」といった休みがあるほうがうれしいです


・精神医学的に考えたベストの休みの過ごし方。まずは朝は目覚まし時計をセットせずに、寝たいだけ寝る。目覚めてもすぐには時計を見ずに、布団の中でダラダラ。そして、お腹が空いてきたらパジャマのまま起き上がって冷蔵庫をあけ、ヨーグルトでも残り物のヤキソバでも、そこにあるものを適当に食べる。もちろん、すぐ顔を洗ったりシャワーを浴びるようなこともしない。要は、一日中ダラダラする。エネルギーもお金も、必要最低限しか使わない。これが、精神科医が考える理想的な休日の過ごし方なのです。およそ有意義でもないし、自分にプラスになっているとも思えないかもしれませんが。これこそが日頃の疲れを癒し、明日へのエネルギーを回復してくれるいちばんの早道です。




その他、「仕事をするのに手帳はいらない」、「困ったときこそ決断を先のばしする」、「かけもちは最高の逃避と考える」、「マイナス思考をおそれない」、「気乗りがしないときは無理しない」、「休日は家でゴロゴロしていよう」、「後悔があるほど人生は味わい深い」、「上司と気が合わないときこそ成長のチャンス」、「理想の夫婦にあこがれない」…など。


いいなあ!ダラダラしていていいんだ!頑張らなくていいんだ!と気持ちが楽になります。オススメです。(^^♪