- 作者: 谷川 俊太郎
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
- 発売日: 2010/09/23
- メディア: 単行本
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POETRY&BOOK〜『谷川俊太郎 歌の本』http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20101008
ん〜…確かに、私は巨乳より、胸の小さな女性が好きだなあ…でも、そんなのカンケーねえ!!!(^^♪(小島よしお風に)
この本は、氏の恋の歌をあつめたもの。読み進めていくと、私の好きなこの歌がありました。改めて読むといいなあ!その全文を紹介しよう。
あなた
あなたは私の好きなひと
あなたの着るものが変わって
いつか夏の来ているのを知った
老いた犬がものうげに私たちをみつめる午后
ひとっ子ひとりいない美術館へ
古いインドの細密画を見にいこう
菩提樹の下で抱き合う恋人たちはきっと
私たちと同じくらい幸福で不幸だ
あなたは私の好きな人
死ぬまで私はあなたが好きだろう
愛とちがって好きということには
どんな誓いの言葉も要らないから
私たちは七月の太陽のもと
美術館を出て冷い紅茶で渇きをいやそう
恋っていいね。ずっと恋していたいよね。(^^♪