「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「発達障害は最強の武器である」(成毛眞)

なんかフツーってイヤだよね〜!おかしいとか変わっているとか、オモシロイとか言われたいよね!ワタシは、それを地で言っている気がするけど!♪(笑)
 
さて、この本。「変わってる」「生きづらさ」は強みになる発達障害だろうがなんだろうが、オリジナリティのある人が強い。これからの時代は、周りの人たちと違ってナンボなのである。自らの実体験をもとに発達障害を武器にする術を教えてくれる。精神科医和田秀樹氏、香山リカ氏との対談も収録」そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
「あの人、ちょっと変わってるよね」学校でも職場でも、周囲からそう言われる人は、ひとりやふたり、必ずいるものだ。でも昔であれば「ああいう人だから仕方がない」というニュアンスだった。ところが、この10年あまり発達障害という名のタグが付けられるようになった。
 
・私自身が、もしや自分が、発達障害かもしれないと思うようになったのは、30年以上前、30歳頃のことだ。創業者であるビル・ゲイツとは年に数回、顔を合わせる機会があった。そのうちに「なんだか、この人おかしいぞ」と思うようになった。会議中、1時間でも2時間でも、ずっと体を揺らし続けている。その揺れが全然止まらない。さらに会話の中での“比喩表現”がわからないことも私を驚かせた。会話の裏側や行間を読むことが苦手」つまり冗談や比喩をうまく理解できないことにある。ビルを見ちゃダメだぞ。見続けていると船酔いするからな」
 
・私自身もどうやら「注意欠如多動性障害(ADHD)」の傾向がかなり強い。長時間落ち着いて座っていることができない「多動性」思ったことをすぐ言動に移してしまう「衝動性」忘れものをよくする「不注意」が3本柱だ。
 
私はこれからの時代、周囲の人たちと違ってなんぼだと思っているすべての能力が平均的でマスプロダクションにしか適応できない人に比べて、一風変わったものの見方や感性を持った人のほうが活躍する時代だと思うのだ。ADHDは、もし矯正しなくて済むものなら、矯正しないほうが幸せに生きられる」
 
・私は自他ともに認める人見知りなので、“おしゃべりモード”にもっていくまでが少々難しい。モードチェンジのスイッチのポイントは、ただひとつ。最初に何を言うか」だ。
 
極度の人見知りだ。初対面の人と会うとき、最初の30分くらいは、とにかく落ち着かない。私は朝起きてから妻と目を合わせて話をするまでに、c5分くらいの時間を要する。朝一発目で、いきなり誰かと目を合わせるのが、苦痛なのだ。
 
ベンチャービジネスやIT業界の人には、新規性のあるものに興味があひかれていくことが少なくない。これもADHDの側面だ。
 
・「あらゆる分野に興味を持てますね。ここ2〜3年の間に出した本のテーマはハチャメチャです。歌舞伎入門、巨大科学の現場体験、エッセイ、『コスパ飯』というう食事の本、バラバラです」
 
・(香山リカ)「ノーベル生理学医学賞を受賞されたバーバラ・マクリントックという女性は、生涯独身を貫いてとうもろの遺伝子研究をした人で、家とトウモロコシ畑を往復するだけの人生を送りました。ノーベル賞受賞を受賞したことをお弟子さんから聞いたとき「あ、そう」と言って、またすぐ仕事に戻ったそうです」
 
・「アスペルガーの人は共感覚といって、音楽が見えるとか風に味があるという、一般とは違う感覚でものを表現する能力があるんです。宮沢賢治がそうだったんじゃないかと言われているんですけど」
 
・キレやすく冷めやすいという特質は、われながら便利だと思う。
 
「運」「鈍」「根」。成功の秘訣はこの3つにある。
 
・アスリートには延々と練習を続けられる“練習の虫”がいるが、あれは努力ではなく、好きでハマっているだけなのだと思う。努力する能力より好きになる能力の方が、はるかに大事だ努力する能力があるだけでは、二流のスポーツ選手や芸術家にしかなれない。ものすごく好きになる能力があれば、一流になれる。「ハマる」ということは「過集中」なのである。
 
 
トップ5%に当たる人は、それこそ大人の発達障害を抱えたような人材が最適なのではないかと考えている。
 
これからの世の中は、本当の意味で発達障害の人々が必要になるかもしれないという予感があるのだ。過去の栄光に囚われず、新規性の高いものに取り組むことに恐れを感じない。そういう感性が必要だ。そうでなければ、あっという間に時代に取り残されてしまう。
 
・トム・ハートマンの「ハンター・ファーマー仮説」人類がまだアフリカで狩猟生活を送っていたとき、ハンター(狩猟民族)の中には一番高いところに上って辺りを見回し、獲物を見つけたらすぐ仲間に伝える人間がいた。四方八方を見回し、獲物が見つかるまで何時間でも集中力を持続させる能力に長けていた。その末裔がADHDで、一方、ひとつの土地に定着し、安定的な生産活動をはじめたファーマー(農耕民族)の遺伝子を引き継いでいるのが、現代のマスにあたる人々という仮説だ。ラグビーや自転車ロードレースはハンター志向、野球はファーマー志向のスポーツかもしれない
 
「衝動性」も甚だしいどんなに無謀なことでも、思いついたらすぐやらないと絶対に気が済まない。あるときはAMAZONの解説本」と「国立科学博物館の案内本」と「科学技術の300年史」と「歴史上の人物から◯◯力を学ぶ本」と「食事の本」を同時並行で書いていたのだが、そのときに村上春樹の新刊の書評も引き受けていた。われながら、この「衝動性」には脈絡がなさすぎると思う。

 

いいなあ。やっぱり個性的なのがいいなあ。ワタシも多少、発達障害の要素があるかも!?オススメです!(・∀・)