「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『日本人が忘れてはいけない美しい日本の言葉』(倉島長正)

日本人だから当たり前なんだけど、昔から日本語が大好きで、日本語について書かれた本を読むのが大好きなのだ!この本はケッサクだったね。(^u^)


BOOK〜『ん 日本語最後の謎に挑む』(山口謠司)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20100404


たおやか、たゆたう、こけんにかかわる、もっけの幸い、小股の切れ上がった女…。本当の意味を知っていますか? 日本人全体が忘れつつある伝統的な日本語や言葉の使い方を紹介。こういう言葉をもう一度使ってみませんか?」あらためて日本の美しさに気づく一冊!そのエッセンスを紹介しよう。



【たなごころ】

「私の頬を包んでくれたお母さんのたなごころは、やわらかくて温かかった」「たなごころでしっかりと受け止めた」などと使う、いや使ったと言うべきかもしれない。「たなごころ」とは、手のひらのことだ。手のひらと同じく「掌」も当てるが、かなの方がよい。この言葉はもともと、「手の心」が変化したもの。手の中心、大事なところのいだろう。
味わい深い、優しい響きの言葉である。


【たおやか・たおやめ(手弱女)】【ますらお(益荒男)】

姿形や物腰が、しなやかでやさしい様子を指す。主に女性に対して使う。古く、「婦人」に「たをやめ」を、「男子」「丈夫」に「ますらを」(益荒男)と当て、雄々しくて強い、立派な男を指した。


まほろば】

すぐれた良い場所、国ということ。「まほ」は、漢字で「真秀」と夏季、高く抜きんでいることを言う。


【小ぬか雨・篠突く雨・車軸の雨】

「小ぬか雨」は、漢字で「小糠雨」と書き、米を生成する時に出る細かい粉ような小雨ということだが、「霧雨」よりは少々雨粒が大きい雨のことを言う。
「篠突く雨」は、篠=群がって生える細い竹が突き下ろすように、雨が激しく降ることを表わし、もっとひどく降ると「車軸の雨」となる。


【遣らずの雨】

久しぶりに会った男と女。わずかな時間を惜しむ二人。男が立ち去るときに激しい雨が降り出した。こんな風に、行かせたくないのに行こうとする人を引き止めるような雨のこと。
人を帰したくない、別れたくない、そんな願いが急な雨を降らせたり、風を吹かせたりするというわけだ。


【暮れなずむ】

海援隊贈る言葉で有名になった言葉。暮れそうで暮れない、という様子を表わしている。


【総スカン】

もとが「好かん」だとしれば立ちどころに納得できる。皆が「好かん」とか「好かんやっちゃ」と反応すること。


【三国一・三国伝来】

「三国」とは、唐(中国)、天竺(インド)、日本の三国で、これで世界一の意味があった。


いいね〜日本語は美しいね。( ..)φメモメモ