「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『BONES 動物の骨格と機能美』

BONES ― 動物の骨格と機能美

BONES ― 動物の骨格と機能美

いつも思うんだけど、地球上の様々な動物がいるけど、それらをデザインした創造主って偉大だよね〜!?(^^♪キリンとかゾウとかなんて、いまはフツーに見ているから違和感がないかもしれないけど、なんで首とか鼻だけがあんなに長いの!?(@_@;)
不思議だよね〜。


閑話休題。ウチ(SA)では、セールスやコミュニケーションのツボとコツ教えているが、「コツ」というのは、漢字で書くと「骨」、そう骨なのだ!コツとは、一番大事な骨格、つまり秘訣、奥義、極意ということなのだ!


この本は、画期的だよ〜。いろんな動物の骨の写真集。まったく無駄なものはなく、それは精巧なしくみと、それに伴う機能美を備えた究極の装置なのだ!一見するとドキッとするかもしれないけれど、これは究極のアートだよね。そして骨の美しさに気づくだろう。解剖学者の養老孟司氏も推薦している一冊なのだ!


「骨格からは、その持ち主がどのようなライフスタイルをもっていたのかを読み取ることもできる。
動物は生息環境や生態に適応した能力を持つ。その能力は走行、飛翔、跳躍、遊泳、掘削などさまざまで
あるが、動物はそれぞれがもつ能力に見合った携帯を進化させている。
これらの形態を進化させている。これらの形態はすべて、骨格の設計に変更を加えることで獲得される。
脊椎動物が、さまざまな環境に適応した結果として手に入れた形態の多様さには、目を見張るものがある

そして自然のなかで生きていくための無駄のない、洗練された形は、それらが語る生物学的な情報を抜きにしても私たちの興味を引いてやまない。動物の骨格は生きていくための能力を形として凝縮させたものであり、自然淘汰が生み出された精巧な仕組みと、機能美をかねそなえた究極の装置であるといえるのだ」


もし、幼い頃にこんな本を見たとしたら、きっと動物学者になっていただろうなあ。モノクロの写真がとにかくステキ。見て味わってください!(^u^)